怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

お昼から心斎橋。ブックオフでCDを一部半額ってやってたけど、ユニコーン「シャンブル」が250円てショックだな。どういうことだ。
sixで加藤泉「はるかなる視線」展。加藤泉は見るたびにだんだん慣れてくるというか、違和感が薄れて作家の意図が伝わってくるような気がしてくる。最初はなんじゃこれと思ったけどね。ヒトがいわゆる人間ではなくて野性的で、それは凶暴というのではなく自然と共棲し一体化した、いわば人間性の嫌な部分を喪失したような、自然に溶けてゆく安心感と人間としての理性や言語などを失ってしまう嫌悪感がある。一応言っておくと嫌悪感は褒め言葉です。絵画よりやはり彫刻がいい。思ったより満足できた。sixさんいつもありがとうございます。
歩いて松屋町方面へ。アララギでわすれろ草ライブの前にカレーとビール。カレーはふつうのカレーとひよこ豆のカレーがあってふつうにしたんだけどほんとに普通だった。カレーがメインのお店かと思うのだが、そうなのか。カレーはラーメン同様好みの別れるものだとはいえ。わざわざ食べに行かなくて良かった。ビールはグラスで出てきた。カレーは紙皿でもビールはグラス、というこだわりがうれしい。生ビールはグラスで飲むのが一番好き。プラスチックのコップはもちろん、ジョッキよりグラスがいい。
わすれろ草。どうしてもゑでぃまぁこんと比べてしまうのがよくないと思いつつもそう聴いてしまう。そこらへんの呪縛がとれたらまた聴くのがいいかなと思うけど機会はあるだろうか。次はゑでぃまぁこんに行かないと。外の音が少し聞こえてくるのがちょうどいい感じだったと思う。ただ、子供さんが音の出る靴を履いてたようで、それはちょっとこういうときには普通の靴を履かせてあげてよと思った。
1時間ほどで終わって、ゑでぃまぁこんの新しいCDR「魚小屋にて喉ならす」を買って帰る。
あと、当日は2500円ってアナウンスあったっけ。見た記憶がない。ていうか多分ない。高いとかそういうことじゃなく、そこはきちんとアナウンスしてほしい。当日500円増しは普通でしょとかそういうことじゃなく、そこは気持ちよく払わせてもらいたい。一種テンプレートなんだから、省く理由なんてない。そういうの大事だと思うけどね。ライブハウスじゃなくて飲食店だから凡ミスもあったりはするだろうけど。それとも見間違いかなあ。
心斎橋のロフトは閉店セールをやっていて、見るともう商品はほとんど残ってない。閉店セールっていってもたいしたことやってないんでしょ、と思っていたのは間違いだったらしい。妻にポスターのサイズを計ってもらい、ポスターのフレームを買う。1050円なり。実はそのサイズが間違っていて全然大きかったのだが、しょうがないので2枚入れることにした。これでパリで買ったポスターが日の目を見たわけでよかったんだが、Benのポスターをかなり傷つけてしまった。しっかしポスター2枚分の額は大きい。邪魔すぎる。もっと早く行けば手頃なサイズのがあったのかもしれない。このサイズだとサリー・マンのアレなんかが入る大きさだよな。ぐしゃぐしゃになってもいいから買えばよかったかなあ。また行く機会なんてないだろうなあ。
梅田でもう一度ジャズの店ミムラ。今度はStockholm Jazz Trio「Jambangle」Michael Wollny / Eva Kruse / Eric Schaefer「[em]2」Pietro Ciancaglini「REINCARNATION OF A LOVEBIRD」3枚買ったら500円にしてくれた。今日も名残を惜しむお客さんが引きも切らずで、それでもまだ商品はたくさんあった。大量に売れてるようでも大量にあるしね。CDの棚だけで3000枚とかあるだろうからなかなか空っぽにはならない。ちょっとやるせない光景だが、僕はそんなこと言う資格ないよね。
家に帰って早めにごはん。そして昨日買ったスイカ。そして妻が買ってきた小山ロール。全部おいしかった。いい一日だった。