怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

金襴緞子

500円

今月お金使いすぎ、と思って数えてみたら、CD中古で12枚、新品で9枚買ってることが判明。そりゃなくなりますわ。ライブは今日で8回になるし。そりゃなくなりますわ。
お昼、食べ納めのバンブルビー。冬休みだし混んでるかもと思ったらそれほどでもなく、普通の13:30ってところ。今日は久しぶりに鴨キーマ。皿から鴨の香りがして、いい感じ。さっき作ったばかりという牛キーマも試食させていただいたが、これもフレッシュでさわやかな感じ。油がごろんとして。ほかにも食べ納めの人がいたりして、こういう愛されてる感じはいいなあ。こういう商売が理想だなあ。
夕方、神戸方面で仕事。雨は予想していたが、とんでもない強風でずぶぬれに。
仕事を終えて元町のPRODUCTIONSでAndrew Chalk「The River That Flows Into The Sands」1200円。どうしようもない。三宮一貫楼で豚まん。寒い中だが、今はこのくらいがちょうどいい感じ。三宮のりずむぼっくすにも寄るが収穫なし。むしろそれで良かった。
いい頃合いなのでマージービートに向かう。おとなしくなってた強風が復活していて、つくづく運が悪い。マージービートは1階からすでに演出が入っていて、なんとなく盛り上がる感じ。なんかストロベリーソング・オーケストラっぽい。アングラ演劇ってどうしてもああいう感じになってしまうのだろうか。悪い寺山修二というか。寺山修二が生きてたらこんなことはもうやってないような気がするけど。まあ嫌いじゃないし、いいんだけど、オリジナリティを全く感じないというのもどうなんだろうか。
人数を抑えると言ってたのは前方の人が座れるスペースのためだったようだが、それでも50人くらい入ってるから結構満員。
演劇は、古事記の逸話のいくつか(黄泉比良坂とか)をベースにしたもので、劇中言及のない部分はどこまで通じてるか疑問だけど、まあそういうことはどうでもよくって、基本雰囲気を楽しめればいいやという感じで、気軽に楽しめてよかった。
最初が豊川座敷の猫敷。久しぶりなんだけど、モスちゃんのキーボードが結構がんばってるのと、バンドの一体感が感じられるようになってた。前に進んでるんだな、と思った。それでもソロが好きな僕にとっては最後の曲が一番よかった。あと、PAがいいのか悪いのか、低音以外パートごとの音がわかりやすい半面、ばらばらっぽく聞こえたりするのも気になった。むしろつぶれた悪い音でモコモコ聞きたいような気がしたけど、そういうのは僕だけなんだろうか。
終わったあと、CD買うついでに座敷さんとちょっと話すというか、余計なことをしゃべってしまう。僕は何で言わなくていいことを言うんだろう。ひどいな、しかし。
2番目が女王蜂。初めて聞くけど、あ、グラムロックだという感じ。一部に熱狂的なファンを抱えてると思うけど、だから何なんだと。グラム道を極めていってるというところにそれなりの敬意もないわけじゃないが、要するに好きじゃないと。
最後が蛸地蔵。基本的に演劇の世界観を引きずるセットになってて、蛸地蔵らしくない。って3回目の僕が言うことじゃないですけど。アンコールで出てきてからの曲のほうがずっと魅力的で、こうなると何のための演劇だったのか、疑問に思う。どうしても演劇を入れたかったのなら、劇中曲みたいなイメージで演劇後に2曲やるくらいにしたほうがよかったというか、僕はそうしてほしかったというか。
なんかそういうところでもやっとした感じが残って、不完全燃焼で帰宅。すぐ寝る。