怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝からマヤカンへ。今回は電車移動。六甲駅から水の出てるところまで25分かかった。そこから登りはじめ、結構疲れるけれども、慣れたのか体調がいいのか、案外すんなりと着いた。駅から合計60分。やっぱり登山用スニーカーと軍手の威力だろうか。あと、季節か。夏はこうはいかないだろうな。
人気はなく、存分に満喫、と思ったら、あとからあとから沸いてくる。どういうルートで来ているのかわからないが、わりと同時期に現れたところを見るとケーブル側からだろうか。みなさんものものしい一眼レフを持っている。本気なんだなあ。
今回は初めて南斜面に入った。軍手の威力だ。4度目で初めてなんて。あと、そのおかげで最下層の和室地帯も垣間みれたが、かなり危なそうなので入るのはやめにした。
1時間ほど滞在して下山。僕の場合は、写真家気取りとかそういうのではなく、無人の廃墟の雰囲気を楽しみたいというのが大きいので、人が何人もいるとあまり楽しくない。誰もいない最上階のホールでソファに座ってぼーっとしていたい。まあ最初の時の女性グループだったらまた会いたいですけど。今日は紅葉が見頃なので多かったんだな。写真家気取りさんにはそういうのが重要なんだな。そういう感覚がないのでかちあってしまった。今度は真冬の時期かなあ。それだったら人は少なそう。ただ真冬の山の中であんまりぼーっとできないかもしれないけど。
下山してちょこっと仕事して、護国神社でやってたフリマをのぞく。骨董市もやってたけど、ああいう古物を骨董でございと大上段から見せられると買う気がしない。つまらないものの中から僕にだけは光って見える何かを探す過程が楽しいのに。そんなわけで、サザエさんの貯金箱を100円で買った。微妙な似てなさ加減がいいなと思ったのだが、長谷川町子美術館で買ってきたらしい。妻にも好評だったから、まあいい選球眼だったと思う。
ながた園将軍店で昼食。前回ので懲りたのでお得セットはやめてチキンカツにしたけどこっちも微妙だった。食べ放題なのでずいぶんおかわりしたが、元はとれてるかなあ。カレーがもろボンカレーで、でも久しぶりのボンカレーがまたちょっとおいしく感じた。
その後口笛文庫というセンスの無い名前の古本屋で「現代美術における写真」1000円。店名は究極にダサイが、棚はなかなかのもので、これからもちょくちょく来るべき店だ。もう少し整理してくれたらありがたい。
帰宅後、妻の作ってくれた夕食を食べたり昨日買ったCDを聞いたり靴をみがいたり。
妻が龍馬伝の最終回を見て泣いていた。アホか。