怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

お昼、嵯こう。斜め向かいの女性がご飯をおかわりしていた。一人で来ている女性がほかに二人いて、居心地いいのかな。ほどほどに上品だし。
夜、小雨の振る中ベアーズに向かう。途中、ハンキーパンキーでフィッシュマンズ「ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ」1200円。コステロのエル・モカンボ・ライブが1000円で出ていたけどいいんだろうか。それとも今はレアじゃないとか。
7時5分過ぎくらいにベアーズに着いたら、客はほとんどいない。雨のせいかなあ。後半増えてきたけど、それでも10人もいなかったか。昨日のハードレインが嘘のようだ。
最初が予想通りムゲイ。先月より少し良かったが、早く終わってくれという気持ちはあまり変わらず。次が道下慎介。ソロは初めて見たけど、なんとなく三上寛を思い出した。抒情的な感じは結構いい。なんか路線を変えた方がはまりそうだけど。3番目が犬風。こっちは灰野啓二を思い出した。スタイルは道下ソロと似ているが、こっちのが好きかなあ。ビールが回ってうとうとしてしまって悪かったけど、また聞いてみたいと思った。
最後が豊川座敷。機材を忘れたのかフォークスタイル。ギターの感じはいいが、あまりに声の調子が悪すぎる。悪いけれども、それをなんとかカバーしようとしているのが意外にいいなとも思った。歌詞もとんだりして、声というより体調が悪かったのかな。満足のできる演奏ではなかったけれども、悪い時でも素晴らしいのが座敷くんだな。あと、豊川座敷は雨が似合う。傘をさして肩をすぼめてベアーズに入る感じとか、最後階段を上がって傘をさす感じとか。毎回雨が降ったらうれしい。曲間に雨の音が聞こえたらすごくうれしい。雨の日こそ豊川座敷ですよ。集客は悪いだろうけど。セットリストは太陽になる、猫と僕、見えない人、人形の気持ち、にごってる。
家に帰ったら妻が夕食の用意をしていたらしい。ぼくもおっちょこちょいだが、妻も日を忘れる才能がある。