怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

少し前に行った安治川floatのあたりは倉庫や工場が立ち並んでいる。floatも元は倉庫か何かだったらしいところだ。夜は人通りはなく、ときどき車が通るだけ。人が住んでいないから街灯のほかは灯りもそう多くない。寂しいところだ。
だけど、僕はときどき考える。ああいうところに住みたいと。がらんとした広い空間。ぼろぼろの壁、壊れかけた階段。ところどころに家具を置いて、ぼろきれみたいな服を着て、一人で暮らす。音楽を聞き、好きな本を眺めて、毎日を過ごす。お金はあんまりいらない。
ほんとうにただのあこがれで、実際にはたぶんそうすることもないし、やったらすぐに音を上げるのかもしれないけれど、それは僕の中にいるもう一人の自分が理想とする暮らしだ。