怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

人生は祭りだ、共に生きよう。

朝から国立国際美術館マン・レイ展を見に行く。無料だけあってそこそこ人はいるが、まあ問題なく見て回れる。実はマン・レイはあまり好きじゃない。あちこちの美術館で展示されていて、横浜美術館でもまとまった量を見た記憶があるが、名声の割にあまりピンとこない。今日も同じで、さほど素晴らしいと思うものがない。有名な「白と黒」はふうん、と思う程度。ひとつには、作品のサイズがさほど大きくないという時代的な制約もあるのかもしれない。技法には熱心だったが、センスがさほど合わないのかもしれない。アメリカにわたってしばらく無名の新人扱いされたという逸話も、そう不思議はないと思えてくる。良いと思えるのは青いハートの作品やスタジオの表札など、マン・レイの余技に近いようなものばかり。前売り券を買わずに無料日ですませた作戦は正解だったかもしれない。
映画作品をしっかり全部見たせいで時間が足りなくなり、コレクションはさわりをざっと見た程度。でもそっちのが面白そうだった。今度行こう。
幸梅で昼食。とんぺい焼は結構おいしかった。
仕事を済ませて京都精華大へ。まずまず思い通りの時間に着いたのでのんびりフリマでも見ようかと思ったら、Harp on Mouse Sextetは4時半からというので急いで場所を探して向かう。ビールとチヂミを買い、万全で臨んだ。ライブは期待以上。パーカッションがものすごく、これはルビオラさんのソロよりずっといい。みんな最後は踊りまくってた。30分あっという間。これはまた見たい。
模擬店をいろいろ見て、なかで小さな作品を売ってるところがあり、マッチ箱くらいのケースがなかなかよかったんだけど、ちょい微妙で買わなかった。サングリアのホットを飲んだり、食べ物を物色してたらあっという間にソウル・フラワー・ユニオンの出演時間に。大ステージに行ったらすごい人だかりになっててびっくり。ワンマンではもう久しくないくらいの盛り上がりで、やっぱ客層が若いと違うな。僕も踊りまくった。すごい楽しかった。祭りだな。
終わって帰ろう、でも今はバス混んでるよな、と思ってたら、小ステージでなんかやってるので見に行ったら、ピチャノフスキーっていうのだった。終わり際だったけどけっこうよかった。次が手ノ内嫁蔵なので残ってそのまま見た。モタコさんが飲尿とかゲロ吐くとか聞いてたけど、ほんとだった。実際見ると相当インパクトがある。それでもひいたりせず最前でからんでる客もすごい。アングラ感たっぷりで、結構おもしろかったが、大暴れしてときどきブログ用の写真撮ってるスギムさんには醒めた。
なんだかんだで9時半に帰宅。疲れたけど、いや楽しかった。