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出ようと思ったら定期券が見当たらず。さんざん探したがないので仕方なく切符を買う羽目に。どこ？
そんなわけで、帰りは梅田まで歩いた。気候はいいし、最近運動不足気味なのでいい機会だ。200円助かるし。
家について探したら、図書館カードといっしょになっていた。図書館カードを図書館袋に入れるときに一緒にしてしまったらしい。気がついてよかった。今日は640円無駄にしたけれど、仕方ない。
夜、「幽談」読了。「十万年」や「こわいもの」では京極夏彦のぺダンティックな部分が発揮されている。同じことは僕も何度も考えたことがあるのでどうということもないのだが、それを作品にできるのが技術なのだと思う。僕はこういう作品は嫌いではないが、そういうものが続くとうんざりもする。この短編集では少し割合が多すぎるように思った。一番良かったのは「手首を拾う」だったかな。