怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

久しぶりにバンブルビー。いつもはすぐに店に飛び込んでしまうのだが、僕も大人になったから、一息入れてじっくり見ると、今日はあさりのビリヤニ、野菜カレーは甘エビと冬瓜と里芋だそうだ。心は決まって、野菜カレーを注文した。出てきた野菜カレーは、まわりに野菜をあしらって花も飾って、と見た目が豪華。で、甘エビは剥き身を予想していたらそうではなく、殻付きでごろんと、それも結構な数が入ってる。これはうまい。キーマに比べて水気が多く、スパイシーさは負けているが、味はけっこうおいしい。創作料理の雰囲気で、これはかなりお得である。食べているうちにほかの客が帰ってしまい、僕一人になったときにご主人がビリヤニを少しサービスしてくれた。初めて食べるビリヤニは、なんとなくパエリアに似ている。少しべちゃっとしており、皿いっぱいに食べたいという気はしなかった。ご主人曰く、インドではチキンでやることが多い、お祝いごとの料理だそう。ほかにも、レストランのカレーはいまいち、おいしいのはカレー上手なお母さんの家に行かないとだめ、あと屋台もおすすめで2階で主人がスパイスを挽き息子が下でそれを即料理というのがいい、とか、いろいろ聞かせてもらった。いろいろ話が聞けて楽しかった。
イーデン・フィルポッツ「闇からの声」読了。犯人探しではなく、すぐにわかってしまう犯人を追いつめてゆく過程を描いた推理小説。昔のヨーロッパを描いた風俗ものとしても面白い。最後にひとつだけ謎を残しておくのが心憎い。
夜、妻のいいつけでスペエアリブを煮詰めていたら少し焦げた。でもそのほうが香ばしさも出ておいしいかとおもったが、妻が激怒。食べたら少し機嫌を直してたが。