怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

16日目

朝、早起きして荷物をまとめる。1時間でほぼまとまる。朝食を食べ、パンをひとついただき、部屋で荷づくりの仕上げ。忘れ物がないか確認して9時半前にチェックアウト。レセプションはおっさんと美人使用人がいて、お別れすることができたのがうれしい。
重いながらもなんとか引きずることができ、途中でホームレスに8セントあげて、オペラに着いたのは10時前。予定通りだ。切符を買い、乗り込むと荷物置き場は結構余裕があり大丈夫。席も荷物置き場のすぐそばを確保できた。
空港まで50分ほど。混んではいたが渋滞というほどでもない感じ。10:50過ぎに到着したのも予定通り。3時間前だから普通ならちょうど団体さんがいそうなものだが、それにしては日本人はほとんどおらず、免税申告もそれほど長い列はない。免税は商品を見ることもなくあっさり終了。ただ、チェックインカウンターは長蛇の列で、これで12時すぎになってしまった。自動チェックイン機はあるものの、見ていると簡単にできるわけではなさそうなので、列を抜けるのはためらわれ、安全策で並び続けてようやくチェックイン。荷物は20.3kgで、まさに予想通り。おばちゃんの笑顔とユーモアで少し楽になった。
パンをかじり、免税書類をポストに入れ、セキュリティチェックに向かうところでマカロンを売っていたが、滅茶苦茶高い。そもそも手荷物でセキュリティを通るのか?もちろん断念。セキュリティの順番が来たところで、ゲートを間違っていたことを知らされる。あちゃー、よほどぼおっとしてたのか。前回ここだったから今回もという思い込みのせいか。今回は同じ2Eでも遠いほうらしい。
仕方なく移動してまた列にならぶ。時間が迫っているのを見て係の人が途中に入れてくれたが、その列の進みが異常に遅く、結局一番最後くらいになってしまった。なんなんだ。全員靴脱がせてるし。それよりも腹が立つのは、通りすがりの職員が鞄につけたキーホルダーを勝手にいじって通り過ぎたこと。失礼な。
通ってしまうと免税店だが、荷物は重いし時間は迫ってるしで、クリニークの商品を確認するので精いっぱい。関空で買ったものは売ってなかった。
待合席で中原中也を読み、ほどほどに列が小さくなったのを見計らって搭乗。日本人のおばちゃん団体に混じる格好だったが、なぜか僕の隣だけ空いていたので非常にラッキーだった。機内食は豚の生姜焼きか子羊のミートボールという、偏ったチョイス。速攻で日本食がなくなった。機内は羊の匂いが充満。またしても子供はいたが耳栓によりあまり気にならず、少しは眠れた。眼鏡を外すと寝やすいようだ。どう違うのかわからないが、眼鏡ケースは持って行った方がいいのかもしれない。途中、アイスはゲットしそこねたがカップラーメンはいただくことができた。