怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

蜷川実花展

朝から西宮市大谷記念美術館に出かける。昨日の方が暖かかった気がする。途中ローソンで蜷川実花展の前売券を購入。同時に4日後に迫った遠藤賢司@シャングリラのチケットを買ったら整理番号が11番。これでいいのか。
西宮市大谷記念美術館は、こじんまりとしたいかにも個人系の美術館で、しかし広々としたロビーといい庭園といい、余裕のあるつくりがうれしい。こじんまりとはいえ、展示のボリュームはたぶん国立国際美術館の1フロア分くらいはある。ただ、狭い部屋があるので、角の作品のあたりが人でごった返しているのが残念だった。もっとも、あえてそのような展示を企図している風でもあるけれども。ADDICT FLOWERシリーズや金魚シリーズがやはり圧巻で、部屋の中央あたりでどの作品を見るともなくぼんやりと見ているのが一番心地いい。どの写真が好ましいかというのではなく、色の洪水に包まれることが好ましいのだ。写真集では決して味わえない体験だろう。立ち去りがたく、もう1周して、それでも立ち去りがたかったけれども、だんだん疲れてきたし12時過ぎたし、3周目はさすがにあきらめた。今日は関西文化の日なので、ほかの美術館に人が流れていて空いているかと思ったらぜんぜんそんなことはなかったのが計算違いだったが、ともかく行ってよかった。図録2700円とB3ポスター315円を購入。図録はちょいと高めだけれどもボリュームがあるので、少し痛かったけれども思い切ってしまった。ポスターはA2よりB3のほうが完成度が高いと判断。ここは自分の美意識を信じました。自転車なので帰りはだいぶ気を使ったけれども無事帰還。