怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

戦いの果て

バーゲンがやってきた。昔は7月上旬くらいだったように記憶しているのだが、最近は早く始まることが多い。7/4でもよさそうなものだが、今年は6/28である。暑さもまだ本格的ではなく、私も今日七分丈のカットソーで出かけたほどだから、売れ残りをバーゲンにしているのではなくバーゲンこそが本格的な販売開始なのだという気になってくる。まあ春夏ものは半袖だけではないけれど。
最初はイーマ。開店早々はきっと行列で店内も混みあってると思ったが全然そんなことはなく、普段よりは客が多いなあという程度。United Arrowsでいきなり落ち着いた白のコットンパンツを発見。いろいろ探しているときには発見できないのがなぜいきなり見つかったのか。サイズの揃い具合といいセール品のにおいは濃厚だが、とはいえこういう色のものがなかなかなかったのも確か。おそらくこの店で売れても他の店で見つけることはできそうなので、一旦保留して他店をまわることにした。Editionはいつもどおり何もなし。悪い店ではないはずだが、自分とこうもテイストが合わないとは。ジャーナルスタンダードではポロシャツでよさそうなものを発見するが、さすがにサイズや色は不ぞろいで、しかもこの店は照明が暗いのと若者が多いので選びにくい。SHIPSではネクタイでよさそうなものがある。ただこれも一旦保留。ほかにいいものがあるかもしれない。なあに、なくなったらそれまでだ。続いてEDIFICEへ行くが、こちらはあまりよいものがない。シャツで探していたチェック柄のものがあるが、襟の形が気に入らないのと2万円は予算上無理がある。そうでなくても最近シャツを買いすぎなのだから、ここは安くてよいものだけにしておくべきだろう。J-Crewとグリーンレーベルでは何もなし。もともと期待もしていないけれど。Odonataではインコテックスで落ち着いた白のコットンパンツがあった。UnitedArrowsよりはこっちのほうがいいように思うのだが、履いてみるとあまりラインがきれいではない。ネームバリューよりは品質で選ばなければいけないよという心の声に従って、やめることにした。それにここは多分今期で。とすると8月ごろにはさらに。なんて空想も頭をよぎる。
結局もう一度United Arrowsに戻り白のコットンパンツを試着して購入。折り返しを中に入れるときれいに見える。もしかしたらインコテックスもそうしてくれればよかったのかもしれないが、まあしかたない。同じUnited Arrowsグループながら店員の質の差なのだろう。それに型紙なんて真似るのは難しいことではないから、生地に差のつきやすいウールパンツとは違い、コットンパンツでブランドを選択する必要もないだろう。こっちは17000円くらい(本当か?)のが12495円、あっちはセールでも17000円くらいだし。
SHIPSでネクタイを散々迷ったあげくにBARBAのピンクのネクタイを購入。9870円なり。約半額。バーゲンだからといって商品を散らかすやからは嫌いだが、今日はそれをやってしまった。ただ言わせてもらうなら、ネクタイ売り場の近くには鏡と見本シャツを用意しておくべきだと思うのだ。
ここでバーゲンは一旦終わって仕事で東郵便局に行く。もう2時をまわりお腹が空いたのだけれど、vodacoaは食材を切らしたとかで閉店しているしいつも遅くまでランチをやっているkiraraは土曜休業のようだ。結局そのまま淀屋橋odonaへ行った。odonaのホームページではセールは7/4から、ジャーナルスタンダードのホームページではTRISECTは今日からとなっていたが、今日からで正しかったようだ。場所のせいか偽情報のせいか、ひときわお客さんが少ない。ここでポロシャツに心をひかれた、イーマのジャーナルスタンダードで見たのと同じPIOMBOのものだがこちらのほうが色とサイズは充実しており、特に紺のはイーマにはなかった。だっさい胸のワンポイントがなく裾に小さくブランド名が入っている様子や生地の感じは非常にいい。店員によればもともとスーツ生地の会社らしい。問題は値段で、15750円のものが11025円。売れ残りではなくむしろよく売れているようなのを見れば割引率はこんなものだろう。しかしたかがポロシャツにこの値段ってどうか。ユニクロと比べちゃいけないがあっちは1000円で買える。しかも紺無地なら目だった差はない。予算が余っていればともかく、買えば予算オーバーだ。妻にも「こんな普通のポロシャツに11000円?」と馬鹿にされそうだ。散々悩んだが、結局やめた。確かに他の店ではこれ以上のポロシャツはなかったけれど、バーゲンはこれからBEAMSとかメンズ館とかいろいろあるんだし。そこで無くてもう一度ここに来て、あったら買えばいいじゃないか、と無理やり自分を納得させた。
さすがに空腹なので泉の広場近くの豚晴でミックスフライランチを食べる。もう3時過ぎだ。暗くやる気の無い声を出す店員がいる。大きな問題があるわけではなが、あまりに気分の滅入る調子で応対されるとだんだん腹が立ってくる。二度と来るか。
帰宅後、妻に戦利品を見せたら結構ほめられた。私の選択は間違ってなかったのだ。そう思うと俄然ポロシャツも欲しくなってくる。よし、明日もう一度行くぞ。なくなってるかもしれないけど。