怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ひとりの一日

朝から妻の見送りで難波まで行く。荷物が非常に多い。こんな大荷物、しかも大半がお土産というかプレゼントというのはちょっとおかしい。子供がいないのは私の責任だから責めるわけにはいかないが、もう少し考えてくれたらと思う。難波駅は予想以上の混雑。前のように早い時間なら大丈夫かと思っていたが、11時の乗車予定では満席とのこと。立ちっぱなし覚悟で乗車していったが、あとで聞くとなんとか車椅子用の席に座らせてもらったらしい。よかった。
その後髪を切ろうとすぐ隣の近鉄ビルに行ったが、満員。休日のこんな場所なら空いていると思ったのだが予想が大外れで、難波CITYのほうも同じ状況。仕方なく先に用事を済ませる。暑い。住吉公園は満開の花が通路の両脇に咲き誇り、香りで包まれるようだ。私はどうも鼻があまりよく利かないようだが、それでもこの香りは楽しめる。
難波に戻って、仕方なく難波CITYのQBハウスで順番を待つ。同じQBハウスでも店によって多少違うところもあるようで、券や挨拶などは梅田ロフトのところとは少し違う。4人の美容師(だろう。女性が3人いたから、理容師の可能性は低そうだ)はそれぞれ腕は悪くなさそうで、今日の仕上がりも素晴らしいとまでは言えないが、まあ悪くないレベル。
お昼はうどん大王にて軽くかすうどん。写真では冷たいように見えたのが出てきたのが熱いうどんで、それだけが残念。まあかすうどんだからそうかなとも思っていたのだが。かすうどんというのは実は初めて食べたのだが、それほどおいしいとも思えなかった。おいしい店のはまた違うのかもしれないが。
その後難波PARKSなどをぶらついたりして帰宅。
夕方からジャック・タチ「ぼくの伯父さん」を見る。以前見たことがあったと思い込んでいたのだが、全く別の作品だった。見たと思っていたのは白黒の小品で、これはカラーの長編映画。雰囲気は似ているような気もするのだが、それにしてもなぜそう思ったのだろう。作品は意外に面白く、退屈せずに見ることができた。セリフが極端に少なくてナレーションもないし、もっと言えばタイトルとは違って甥からの視点というのもそう多くない。それでも洗練された画面作りとキャラクターの秀逸さで2時間近くを楽しめるのだからこれはなかなかのものだ。
夕食はオアシスのつもりが結局王将のニラレバ定食となった。