怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

避ける

澁澤龍彦「サド侯爵あるいは城と牢獄」を読了。こちらは澁澤らしい論考集で読みごたえがある。惜しむらくは論考の対象を私があまり知らないことだ。浅学至極。
午後より移転したブックオフに行ってみる。移転して大きくなったが品揃えの悪さは変わらない。気の利いた本やCDなどがこのあたりの住人宅に転がっているわけがないから致し方ないのだが。ゲオに寄ってみたがこちらも収穫無し。半年前に「知の論理」があったような気がしていたのだが、気のせいだったのか売れたのか。
龍は5日より営業の由。
旧自宅前を通ろうかどうか逡巡するが通れず。嫌な思い出があるわけではないが、やはり恐いのだろう。記憶の中の家は記憶通りであるべきなのであって、どう変わったかなど見るべきものではないのだ。