怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

典型的な休日

昨晩夜更かししたせいで起床は10時過ぎ。
昼は妻の提案でお好み焼きとなり、店は私の主張でブーの家となった。店の前で待ち合わせだったのだが、なかなか来ない。やっと来たと思ったら反対方向からやってきた。移転前の場所に行っていたらしい。移転したことは知っていたはずだが、それはともかくとしてよく来れたものだ。動物的勘というやつだろうか。お好み焼屋特有の微妙な距離感のなか食事終了。その後マンダイで買い物するというので行ってみたら改装中。やれやれ。
久しぶりにあのあたりに行ってみたが、コープの向かいにあった洋服屋・化粧品屋がなくなり代わって高そうな鉄板焼屋ができるようだ。この立地で安いコースでさえ5500円というのはかなり厳しいと思うが。
夕方悪魔の手毬歌第2話を見る。30年前に週末の10時からやっていたこの番組。ところどころにうっすらと記憶している。主題歌の「まぼろしの人」は改めて聞くとなかなかいい曲だ。茶木みやこは全然わからないけど。出演者も古谷一行長門勇はともかくとして、夏目雅子池波志乃(娘役!)、佐藤友美(母役!)など、当時は気がつかなかったが実に豪華。前に見た真珠郎では大谷直子佐藤大二郎なんて、当時は全くわからなかった。でも真珠郎はインパクトが強かったのか、蛍を食べるシーンや楼閣での立ち回り、佐藤大二郎が不在のときに中山仁に組み敷かれる大谷直子など、割合よく覚えていた。どう考えても小学生が見るものじゃないよなあ。厳しいわが両親がよく許したものだ。あのシリーズの一番の魅力は、暗くねっとりした、淫靡で謎めいた、あの雰囲気だろうと思う。そういう意味では、悪魔の手毬歌よりは真珠郎のほうが魅力的なのかなあとも思う。演出への評価は逆だけれども。なんにせよ、こういう雰囲気は今のテレビではあまり見られない代物だ。だから今日も熱心に見ていたのだろう。雀百まで踊り忘れずとはこのことか。
そういえば三つ首塔には確か真野響子が出ていたはず。あれもかなりアダルトなシーンがあって、小学生の自分にとってはすごいインパクトだった。あのころ世界は刺激に満ち溢れていたものであるよ。