怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

初ルミナリエとか

久しぶりに垂水へ。最初に訪れたのは学生時代、時期は夏、宮崎勤が逮捕された年で岡山駅あたりでそのニュースを知った。あのときは確か明石から須磨まで歩いたはずで、このあたりの斜面に立ち並ぶ住宅地の一画で夜を明かしたはずだ。薄明るい夜海岸沿いの国道を歩きつづけた記憶が今もある。
前回行ったのは震災前だったか。当然駅前の感じは随分変っているが、本屋さんは相変わらず営業中。その隣くらいにあったはずのレーブドゥシェフはどこに移転したのか影も形もない。それより何より、ごっちゃりしていたはずの垂水に大型のビルが建ちバスロータリーがあるのが驚きだ。震災を機会にした再開発だろう。なんとなく悪辣に思えてしまう。
駅前の増田屋で昼食750円。愛想良好。味はごく普通。ネタは大きい。筒井康隆がむかし激賞していたのは多分この店だと思っていたのだが、もし今聞いたらどう評するのだろうか。
三宮でルミナリエ、の前にりずむぼっくす元町店でメスカリン・ドライヴ「スプーニー・セルフィッシュ・アニマルズ」980円。人は多いが思ったほどではなく、まずまずのんびり鑑賞。まあきれいではあるが、それだけ。美術館の名品のほうがよほど美しいと思う私はひねくれものである。