怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

廃墟と祝祭

渋さ知らズのライブで8年ぶりにフェスティバルゲートへ。
8年前は開業間もないころで大勢の人出でにぎわっていた。「ここは他の遊園地と違って入園料が無料なんです、だから流行りますよ」という言葉を聞いた。そんなことでにぎわうわけがないということに誰も気づかなかったのだろうか。もうとっくの昔にここはゴーストタウンになった、と聞いていた。
聞いていたのだが、いざ行ってみるとモスバーガーだって営業してるし、そこそこ店は営業しているようだ。ゴーストタウンというよりは寂れた商業施設である。阿寒湖のそばのアイヌコタンのほうがよっぽど寂れてる。
一通り施設内を探検、5Fの「バスケット」がどうやら土日だけは営業している風なのを確認してから会場である新世界BRIDGEへ。どうやら当日券はないということで予約は正解であった。
ドリンク代300円は結構良心的。200円足せばカクテルだって飲めるというのだからありがたい。前回のクアトロではTシャツを買ってこれが結構お気に入りなので今回も、と思っていたが、デザインがいまひとつなので断念。いまひとつというより、普通のTシャツ。
さて演奏のほうは、当然大盛り上がりの良いもので、私の前のお姉さん?が踊りまくりで私もちょこっと踊りまくり。ただ、関西在住者中心ということのせいなのか、アンサンブルやソロの迫力は全体にいまひとつ。レベルが少し落ちるということなのだろうか。2時間以上の演奏は楽しめたけど。
この会場、新世界というロケーションは不破大輔さんによく似合っていていいのだが、残念ながらステージが見にくい。ペロさんのダンスが辛うじて見えるという程度でライティングも無いに等しい。眼で楽しめないのはちょっとつらい。といって、クアトロのようなきれいな場所もちょっとどうかという気もする。
次がどうなるにしろ、また行こう。知らないうちにやってそうな気もするけど。