怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

うららかな春の日差しの下、人間は老いてゆく

妙に忙しく、昨日に続いて今日も休日出勤である。
といっても今日はデスクワークではなく、ポイントのところだけ仕事モードに入ればいいので半分遊びのようなものである。
阪急の芦屋川の駅はいつも思うが上品な佇まいを見せてこの駅に通勤ラッシュはあるまいという気持ちにさせる。本当のところは知らない。
駅の北の通りを西へ行くと、これまた上品そうな和菓子屋を発見。店構えから内装に至るまで美味そうな匂いがプンプンしてくる。骨董品のような大時計におもちゃのように金ぴかなレジ。木のショーケースにひっそりと飾られた菓子。売り物でもなさそうだが飾りでもなさそうな陶器たち。
当然のこと、桜餅と柏餅と草餅を一つづつ購入。630円はかなりの高額ではあるが、しかし家に帰って食べてみると、確かに桜餅は塩味とあんの柔らかな甘みが調和して見事。草餅は正直言って美味くはなかったが、柏餅はまずまずか。もしまた機会があれば桜餅を中心に攻めたいところ。店の名は味楽。でも高いね。
ついでにJR芦屋駅近くのりずむぼっくすにも足をのばす。ここは相変わらずゆったりと落ち着いた雰囲気に満ちている。その雰囲気のせいで衝動買いをしてしまうから、作戦は成功しているのだろう。
今日は、キセル「窓に地球(初回DVD付盤)」1470円、LAKESIDE++「RESONANCE OF FOUR」1050円、「THE BEST TRACKS FROM THE BEST ALBUMS 2002」630円を購入。購入といっても、10年がかりで貯めたポイントのおかげでタダである。いやまさかほんとに貯まるとはね。
「窓に地球」はバンドサウンドで、完成度の高いものではあるのだが、インディーズ時代の宅録のイメージが強い私としてはいささかなじみにくい。
「RESONANCE OF FOUR」は、限りなくBGM。ライブなんか行ったらいい気持ちで寝てしまいそうな心地よい音楽である。こういうのも悪くはないか、とは思うものの、薄味というか、喜びに欠ける気もする。
「THE BEST TRACKS FROM THE BEST ALBUMS 2002」は何か雑誌の付録らしいのだが、UKの同年の目ぼしいアーティストの曲が18曲入ったお得盤である。そう言えば最近新しいアーティスト仕入れてないし、と思ったがよく考えるともう3年前の奴である。すごい早さで月日は流れてゆく。