怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

恵比須顔

市役所展望台より

小倉ステーションホテルまで妻を送っていく。送っていくのはかまわないが、一人でたどり着けないというのが不思議でならない。
うっかり安田や飯田に出くわしてしまったが、さっさと帰る。
その後恒例の中古CD屋・古本屋巡り。本日も大漁也。
ボーダーライン小倉店で騒音寺「狐か狸か」1280円、ハウリンハチマ「BOWL IT ME」1680円、BOBBY WOMACK「THE POET3」980円。騒音寺とハウリンハチマは同一人物が持ち込んだに違いないだろう。それにしても北九州で見つけるとは・・・。「THE POET3」はCHARLYレーベルの海賊版。おそらくアウトテイク集だろう。ほかにもURCコンピや曽我部恵一「永遠と瞬間」も気になったが、今回見送り。この帰省でもう10枚買っている。買いすぎだ。
田口商店で渋さ知らズ「DETTARAMEN」1480円、テレンス・トレント・ダービー「ワイルド・カード」504円。TTDの最新作日本盤が504円とはね。状態がよほど悪いのかもしれないが、素晴らしいミュージシャンなのにこの価格設定はうれしいというより情けない。
BOOK OFF旦過店でハシケン「感謝」1000円、ZOOBOMBS「BOMB FREEK EXPRESS」750円。
その後紫川沿いを歩いていると面白い建物を発見。見覚えがあると思ったら、北九州中央図書館だった。
http://www.archi-map.net/~tks_design/jp_fukuoka/kmcl.html
出来た当時、面白い形だなぁと思ったことを覚えている。30年経って改めて見てみると、年月による古びで建物上部ドーム部分の緑味がいい感じに落ち着いていて煉瓦と緑青の古い建築物のように見えるが、近代的なようでもあり、蔦が這っていることもあってビブリオテクとでもいうような雰囲気をかもしだしてきている。
調べてみるとやはり磯崎新の設計だった。磯崎新といえば北九州市立美術館。これも建ってずいぶん経つが周囲を威圧するような外観は衰えていないし本館と別館をつなぐ回廊は他に類のないもので、気に入っている。