怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

偽者

立花周辺をうろうろ。
ここは数年前に駅前再開発があり、じゃりン子チエが出てきそうなごちゃごちゃした町並みが一変、小奇麗なビルが並び立つ地域になった。しかし実際に歩いてみると、昔あったお好み焼き屋だのの小商店がそっくりビルに入居していて、時々行っていた古本屋も新しいビルの1階にある。そして昔と同じように本をやたら積み上げている。店の中にいると、再開発なんてなかったのではないかという気持ちにさせられる。おいてある本もやたら囲碁将棋関係の本が充実していたりで、これもまた立花らしい。
店だけでなく、歩いている人もやっぱり立花である。再開発より立花の生命力のほうが強そうだ。

最後にダイソーで買い物をしていたら、通りすがりのおばちゃんに「あら、みなみらんぼうさん」と声をかけられた。「あら、大阪に住んではったのね」。

確かに前にも似ていると言われたことはあるが、似ているのと真剣に間違えられるのとはぜんぜん違う。しかも本物はもう60歳だ。いくらなんでも60歳には見えないだろ。
よく芸能人目撃談で「声をかけたのに返事もなく無愛想だった」とかいう話があるが、その半分くらいはこういう勘違いではないだろうか。