寂しい食卓

久しぶりというほどでもないが、バーミヤンへ。
訳あって定期的に25％OFF券がもらえるので、定期的にすかいらーく系列の店に行っているのだが、実際に行くのはバーミヤンとフェスタガーデンだけである。
バーミヤンは安い割りになかなか味もよく、接客も価格帯から見れば良好である。残念ながらメニューが変わり映えしないのでしょっちゅう行くと飽きる。今回は夏の限定メニューがあり、注文には悩まずにすんだ。
行くのは決まって近所の伊丹野間店である。以前に西宮の店に行ったことがあるが、余りの味の違いに驚いた。どこに行っても同じ味というのがファミレスの特徴だが、ことバーミヤンに限ってはその常識は当てはまらない。客はよく知っているようで、野間は繁盛、西宮はガラガラである。
隣の席は老夫婦であった。ちょっとしたことですぐ店員を呼んでみたり小刻みに注文してみたりと、店から見ればあまりありがたくない客のようだったが、やはり寂しいのだろうか。子供のいない我が家にとっては他人事ではないが、子供がいたって寂しく死んでゆく人間はいくらでもいるものだ。それより、あのくらいの年になって普通にファミレスに行けるのかどうかの方が心配なような気もする。