怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

職場で珍しく仲のいい人と昼食に。いろいろ愚痴を聞いたりする。
夜はようやく時吉あきな「ナニワんゴシップ」を見にいく。
今回も微妙にリアルで微妙に作り物な犬たち、そしてネズミなど。彼らが下町の風景にとけこんでいるというより、まさにその犬たちの視線と世界で作品が構成されている。実物より少し大きめで人間に近いサイズになっていることや、それぞれに個性とストーリーがあることが大きい。大阪らしさ、そして下世話さを迷わず取り込んでいく手法は、ありそうでなかなかない。それがきちんとアートになっていることを含め、滅多にない作家だと思う。これからもずっと見続けていきたいし、ワンダーウォール前にいち早くでもないけど目にした自分が誇らしい。
片隅にはZINEもあったが、今回はコラージュやドローイングもあったので、そちらをパラパラ。レコードジャケットにドローイングしたものもいいが、やはりコラージュに強さがあるしなど悩みまくる。こういう時は頭を冷やしたほうがいいし、また見たいしで今日は帰宅。