怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

お昼にMASKへ。中身は去年とほぼ同じなので来なくてもよかった。
夕方ディスクユニオンMATT O'BRIEN「Serotone」100円、ゑでゐ鼓雨磨「木陰のひわ」945円、小沢健二「流動体について」440円。
その後天満宮の古本市へ。古本市やってるのは昔から知ってるけど、実は来たのは初めて。古本市って、確かに数はあるけど掘り出し物はなさそうだなというイメージがあってあまり行かないんだけど、今日はこのあと近くでライブがあることだし、という。ディスクユニオンで時間を使いすぎて全部見てまわる時間がなかったのは残念だけど、まあそれはそれとして。ちょっと意外だったのは、こういうとこに手間暇かけて重い本を持って来る以上、わりと高めの本が多いのかなと思ってたらそうでもなくて、均一本もかなりある。珍しいのもあるけどそう高くもない。なんとなく曝書の趣もある。実質は今日が最終日として、その割には物も残ってるようだ。意外だな。といっても流し見しかできないので、買ったのは「戦後短編小説2」のみ。400円。
そんなこんなで開演間近のmmm+エマーソン北村。辛うじて空いてる席に入り込んだが、少し後に来たKさんは立って見るのを選んだようだ。気持ちはわかる。
前にここで黒岩あすかと林拓を見たときは生音で、折悪しく雨で車が水を跳ねる音が酷かったのだが、今日は晴れて音は小さい。PAもある。ガラスの向こうは暮れていくビル街だ。
開演を待ってる間、自慢の(たぶん)オーディオからはジョニ・ミッチェルの「blue」。おそろしくいい音で、レコードの状態もいいようだ。これは相当金かけてるぞ。
mmmさんのライブは何度目かになるのだが、つくづく痛感するのは、僕は宅録で制作したという「safe mode」が大好きだということ。mmmさんが落ち込んでいるときに作ったという内省的な曲群が、僕は大好きなのだ。
ということは、実はmmmさんがひとりで演奏してる方が好き、ということになる。エマーソンさんのシンセが曲に立体感を与えてるのはよくわかるにせよ。
Kさんに少々ご迷惑をおかけしたりおふたりにサインを頂いたりしてから自転車で帰宅。
夕食のあと、妻とアメリカ村に出かけ、妻の同僚が参加してるバンドのライブを見る。ミナミホイールのパスを持ってれば無料なのでこういうことになったわけだが、妻だけ行けば済むことなのに。
正直なところ僕が好きなタイプのバンドではなかったが、それなりに人気はあるようだった。