怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝から開店時間に合わせて髪を切りに行く。所用時間から考えるとわざわざ行くのは愚の骨頂なはずだが、しかしこれが一番実行しやすい。開店前に着いたがすでに看板が上がってたので、実は2番目の入店。さすがの僕もこのところ鬱陶しかったからさっぱりした。
お昼は妻とルルットでパンを買い靱公園で薔薇を見る。公園に一歩入ったとたんにふくよかな香りがして、心地がいい。一方で、目に入ってしまう難民キャンプの有り様は例年どおりだし、マナーの悪さも例年どおり。見苦しい。まともな人たちと花を愛でたい。
その後FOLK BOOK STOREで古本半額セールをのぞきに行き、キム・ゴードン「MONO KULTUR 33」を半額の500円で買う。この薄い本を見逃さなかった自分を褒めてあげたい。ほかに月刊ビルの7号を定価で。
その後、中之島のお祭りみたいなものにも立ち寄る。古本市があると聞いたからだが、3時で終了というのを知らず、片付けが始まろうかというタイミングではろくに何も見れない。こういうとこで面白いのは、古本屋の出店よりもどっかの施設だかがやってるバザー風のもので、ゴミの山の中に宝物があるのではないかと漁る時間が楽しい。ほとんどないけど、その行為そのものが楽しいのだ。その時間がない。やれやれ。
夕食を済ませてから、初めましての北浜compufunkへ。レコード屋と聞いていたのだが、かなり広いしバーカウンターまである。僕みたいにレコードを探して買って帰るというのではなくて、コミュニティスペースとして営業しているのだろう。困ったもんだ。そういう在り方には馴染めない。僕は僕でやっていく。君らは君らでやってゆけ。
Frederik Hauch、Takashi Hattori、orhythmo、Ryota Nishi、Yoshitake EXPEの出演。それぞれのソロやデュオセッションなどで進むが、デンマークから来たFrederikのドラムがイマジネーションに富んでとてもいい。僕は初めて知った人だし、そもそも服部竣を目当てに来ているのだが、このフレデリックは思わぬ収穫。他の出演者ももちろん有名な人たちなので演奏はどれもいいものだった。ただイベントとしてはもともと子供の日に子供向けワークショップをという趣旨だったこともあり、また会場からしてもライブをしっかりやるというタイプではなかったので、そこは少し消化不良。しかし時々中之島の夜景に目を向けながら聞くエクスペリメンタルというのはいいものだった。またなにかの機会に。