怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

いまひとつの目覚め。明るくなってからもしばらく寝て、ようよう風呂に入る。思ったより空いている。
ゆっくり下船して第2班のバスで小倉へ。所要時間は予定通りの40分だからよくできている。
小倉駅7・8番ホームでかしわうどん。ここは東筑軒ではないので味はイマイチなのだが、東筑軒のかしわうどんを食べられる場所がないから仕方ない。おばちゃんは年末も元気よく働いている。白髪、深い皴、相当の年齢だがいつまでもお元気で。
バスで帰宅したが家には誰もいない。拍子抜けするがそういうものだ。
黒井千次「銀座物語」は今更気づいたがサイン本だった。黒井千次としては軽い読み物に属するものだが、こういうのもたまにはいいだろう。
三島由紀夫「永すぎた春」も三島としては。こういうのもたまには。しかしここに出てくる主人公たち、今の年齢に直すと80歳くらいだ。実家近辺の80歳を考えると、こいつら恵まれた暮らししやがってと思わざるを得ない。何が女中だ別荘だ。
夜は慶寿園で焼肉。久しぶりでおいしかった。高いが高いなりの味だなあ。女将さんの愛想なしは昔からだが、大繁盛している様子。甥っ子は大暴れして帰っていった。