怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

仕事を終わって新世界へ。今日は観光客が比較的少ない少し違った道を通る。昔のままとまでは言わないが、少し安心できる新世界だ。いったいいつからあんな風になってしまったのかね。
のこされ島に入るとなんとまだ二人目のお客さん。少ないだろ。せっかく笹口騒音ハーモニカと円庭鈴子のハネムーンツアーだというのに。特に円庭さんは関西でのライブは多くないので、せっかくの機会だし。
まあそんなわけで比較的いい場所に落ち着き、夫婦漫才からスタート。なんでやねん。
円庭さんのライブはおなじみカシオトーンは少し控えめ。トラブルも多いからツアーではギター中心でいくのだろうか。その点だけは残念だしやはりカシオトーンを使うと俄然魅力が増すと思うが、それでも十分楽しめるライブだった。
後半は笹口さん。こちらはウクレレからギターに持ち帰る構成。これは言わずもがなで、今日のさよならBaby Blueは僕の経験の中でも出色の出来だったと思う。というより、笹口さんが真剣に音楽に向き合っているときは凄みがある。なかなかそうしないのは照れもあるのかもしれないけど、もったいないことだと思う。ちなみに今日も酒の穴の話をずっとしていてほんとに好きなんだなと思った。
終演後もいろいろ爪弾きそうな雰囲気はあったけどそんなに残るわけにもいかないので音源を買いまくって失礼した。円庭さんがあのひかりのうまのツーマンの夜のことを覚えていてくれたのでうれしかった。僕のことはどうでもいいけど、あの得難い雰囲気は僕は忘れられないし、その気持ちを同じくしてくれたことがうれしかった。