怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

昨日は結局外食せずにパスタだったので今日のお昼は、となったが候補の店がことごとく休みでもめた末桃助となった。まあ悪くないか。ただ、僕は4つ食べたけど3つでもよかったかな。
食べてすぐ兵庫県立美術館へ。「ベルギー奇想の系譜」展を見る。見る気の失せるようなタイトルだしどうせガラガラだろうと思っていたら結構な混雑。びっくり。まさかヒエロニムス・ボシュがそんなに人気なのか?いや確かに日本で見る機会は限られるとはいえ、そんなに人気が?くだらない。おじさんおばさんおじいさんおばあさん、いや別にいけどさ。迷惑したのはムック本を見ながら鑑賞してるおばさんたちかな。絵の正面に陣取ってムック本を延々見られたらたまらない。マナー以前の問題じゃないの。
それはそれとして、ボシュやブリューゲルのフランドル絵画に始まってロップス、クノップフ、アンソールといった幻想的絵画、そしてデルヴォーマグリットといった近代最後はタイマンスやヤン・ファーブル。ベルギーの風土と連綿と続く歴史をなんとなく感じられる良企画で作品もまずまず。不満はないかなあ。ゲント市立現代美術館から1点来ていたのもじんわりうれしかったし、ブリュッセルで見たヤン・ファーブルのブロンズ像が2点来ていたのもうれしかった。
コレクション展は田中敦子がたくさんに大好きな李禹煥の「関係項」、ゴヤ森村泰昌、山崎つる子、とにかく僕好みがずらり。それにしても澤田知子「ID400」が19年も前の作品だということに気づかされて改めてびっくり。最近の作品のように感じたままもう何年もその感じが続いているようだ。
帰宅して夕食はエビカツなど。揚げるのを手伝ったが罵られた。
pulpへ再び出かける。悩みに悩んだ挙句、片方に決める。ほんの少しだけ小さいのと10800円の違いがあり、絵が大きさで決まるものだとすればそちらに誘惑されるわけだけど、僕の好きなのは大きさの割に高いやつなのだ。なんぼか負けてくれへんか、と言いたいのをぐっとこらえるエセ関西人。
タワーレコード難波店で影野若葉「別れの夏へ」を予約。確かに大きな店とは言えないにしても、入荷予定数を聞いて正直寂しかった。僕が予約したことで考えを変えてくれるといいんだけど。インディーズのCDがよくワゴンセールされてて僕もちょくちょくのぞいてるからそうなるのはわかるけど、でもなあ。梅田はもう少しいい状況であることを望みたい。頼む。
pulpに戻って淡々と引き取り。
こっそり帰宅。