怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

少し早めに起きていざ岡山へ。
予定になかったけど、予定より少し早めに姫路に着いたので姫路城をざっくり外から見学。中に入ってもよかったんだけど、入場が長蛇の列だったしちょうど次の列車の時間でもあるのでさよなら。
相生で一旦下車したけど駅前を区画整理したからだろうか、おそろしくなんにもないところで、こんなとこ歩いてもしょうがないなと。牡蠣は有名らしいけど、新幹線などで来る人はいないんだろう。駅前は寂れているというよりもそもそも人がいない。それでもそこかしこに小ネタを見つけたりできるのが18きっぷの楽しさ。
岡山到着。昨日の話ではそのまま市内で昼食のはずだったけど、玉野に行くとか言い出していい加減にしてくれとなった。どうして言うことがコロコロ変わるのか。
結局路面電車で鳥そば大田というところへ。塩鳥そばを食べたが、そう囃し立てるほどのものとは思えず。塩辛くないのは気に入ったけどさ。
岡山城見学。無料で和装を着付けてくれるというので妻が大乗り気に。なんでそんなものを、としか思えない。待ちすぎるほど待った。
後楽園。つまんないところだなしかし。拷問に等しい。妻の行きたいところに行こうとは思ってたしそこはいいんだけど、やっぱり僕が我儘なのか。
岡山県庁の外観を見学。これはなかなかカッコいい。
その後の喫茶B三共が岡山観光のハイライトで、ごく静かに流れるジャズと年代物でありながら美しい姿を保つ完璧な内装。これはもう遺産と言っていい。相当な高齢のご夫婦だから、後継者がいなければいつ閉店したっておかしくないことを思うと、今回訪問できたのは実に幸運だった。しかも最初の10分ほどはお店を独り占めだったし。できることなら、永遠にこの姿を残したい。
岡ビルは祝日のせいか外周のみの営業で、外観見学だけに終わった。あのビルボードはえらくカッコいいのでキーホルダーとか作ればいいのに。テナントにキムラヤが入っていたのでバナナロールを買ってベンチで食す。こうやって隠れた名産品をちょこちょこ味わうのが性に合ってる。
駅ビルで土産物、弁当を買い、準備万端。山田村のおにぎりがまさかの行列で、そんなに人気あるのかとびっくり。
城下公会堂へ。きちんとステージもあって、イベント営業もしっかり頑張ってるようだ。確かに岡山のライブといえばまずここが思い浮かぶくらい有名なところだ。予想と違ったのは、フード類があんまりなさそうなところかな。テーブルが出てると違うのかも。
mojocoのワンマン。僕が見たのは2人編成時代で、3人での演奏は初めてだった。だから決して古くからのファンというわけではないけど、でもかれこれ10年近い月日を経ての再会にはさすがの僕も感動する。まして、結局mojocoとしてのライブは一度も見ていない妻の初mojocoに至ってはなおさらだろう。結構エレキを弾きまくってたりするのは意外だったかな。でもそれがハードというわけではなく、しっかり優しく落ち着いたmojocoの音だというのは不思議。
てっきり二部構成かと思っていたらありがたいことに休憩なし。おかげで余裕をもって帰りの電車に乗れた。時計を気にして観るライブほどつまらないものはないから、これはかなりうれしかった。
帰りの電車は思ったより混んでいて、弁当の味わいもそこそこだったけど、まあいいか。
心配してた雨にも降られず、遅くもならず、ごきげんで帰宅。
妻にもう少し優しくできなきゃいけないのだが、それができてなかったのがいつもの反省点。ほんの少しでも改善しないと。