怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

多少ゆっくり目に近江八幡へ。
少しうとうとし、到着。暖かい。この季節の滋賀は冷えるのだが、これなら道のりも楽だ。しかし、その道中目にするのはまた増えた空き地で、駅から歩く楽しさは減ずる一方。もちろん事情あってのことだろうし、僕が何を言えるわけでもないことだけど。
NO-MAで「大いなる日常」展。アール・ブリュットの作品を交え、表現とはなにかを問いかけてくる展示。個々の作品の力以上に展示の流れとキュレーターの意図が印象的だった。こういう展示はとても好きだ。
帰り、どこかで昼食のつもりだったがなにも目につかず。チェーン店など入る気はないから個人店をと思ったが、なかなか見かけないのはそもそも商売にならないということなのか。
結局そのままJRに乗り京都に着きKCUAへ。地下鉄に乗り換えたが、よくよく考えるとJRでもよかったのだ。御池の志津屋でパンを買って昼食にしたが、案外高いですね。
KCUAを出てバスで百万遍のつもりだったがうまい路線がないようで、結局河原町まで歩くことに。事前に段取りしておけばこんなことには。10000tアローントコでジョンのサン「二人の先輩と一つのポリバケツのための小品」200円、マゾッホ「求愛術」三島由紀夫「永すぎた春」各100円。まあいい買い物じゃないですか。
百万遍の星と蝙蝠にて鈴木清順「花地獄」初版1200円。
ほかに井上書店やら超久しぶりの善行堂やらへ。古本行脚は楽しいが、読まなきゃなあ。
外に着いたのは開演時間直前だったが、ちょうど開場するところで、結果的にはいいタイミング。中原さんのDJを聞いてるうちに自然と開演。
Hair stylistics × 東野祥子はノイズの気持ちよさを体感しつつ、目はどうしても東野さんの動きに行ってしまう。これはカジワラトシオ × ケンジルビエンでも同じで、本来音楽を聴きに来ている自分がこれでいいのかという気もする。ずっと踊っているより、ところどころで動きを見せる形のほうが好きかもしれない。もっとも、企画としてはどちらが主というわけではないからこうしてるんだろうけど。
演奏もダンスもよかったですよ。満足。
帰りはどこかで食事でもと思ったが、気が進む店がなく出町柳。そのまま帰ってしまい、家でスーパーの弁当を食べるという味気ないことになってしまった。