怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

放っておくと延々寝てしまいそうなのでほどほどの時間に目覚まし。これからは目覚ましかけよう。
朝食のあと懸案の灯油補給。
その後すぐに自転車で国立国際美術館へ。昨日から始まっているクラーナハ展が目的で、今日はペアチケットの1枚目で入場。そこそこ人は来ていると思うのは僕の感覚であって、こうしたファインアートの展覧会としてはたぶん特に多くはないだろう。なにしろ目玉の「ユディット」を独占できるタイミングがあるのだから。
で、こうした展覧会では関連作品がほとんどで肝心のクラナッハは…ということも多いのだが、そういうこともなく、かなりの作品が並んでいた。輸送と保存の問題を考えるとかなり頑張っているし、「ユディット」以外にも目を離せない作品がいくつかある。個人蔵や見に行くのは難しそうなところで所蔵されているものも多くあり、この機会にしっかり目に焼き付けておかなければいけない。
ところでユディットは大掛かりな修復を施されたとのことで、かつてウィーンで見たときの印象はほとんど残ってないから比較するのはさすがにもう無理としても、確かに鮮やかで瑞々しさがある。それが500年前の作品ということに違和感はあるけれども。
欲を言えばキリがないけれども、日本初の展覧会だそうだから、こうして見に行けることがありがたい。2時間半満喫した。次はいつ行こう。
物販は僕らしくもなくつぶさに見て、クリアファイルを欲しくなったりもしたけど、買ったら買ったで惜しくなって使わないのが目に見えてるから結局買わなかった。相変わらずの貧乏性。
帰宅してお昼食べて、夕方から難波へ。気になっていた廃棄充電池をビックカメラで引き取ってもらう。箱が設置されているかのような説明だったが箱はなく店員に渡して終了。それならそれで書いといてくれ。探す時間が無駄になる。
味園ユニバースへ。入るとそこは往時のグランドキャバレーが今も輝かしく残っている。とはいえ、こうして使っていればあちこち傷んでくるのも当然で、今はまだ目立ってないけど今後はどうなるのか。
エビさんがDJ中で、タイムテーブル見るとDJタイムが長すぎると感じたのだが、飽きさせないプレイをソファにふんぞり返って聞くのは乙なもの。よかった。
最初はザ・オオサカズ。全く知らなかったがトラベルの残党を中心にしたバンドのようで、トラベルよりはやや直線的な音で、もう少しMCで盛り上げてもらいたいところ。このメンバーだとトラベルと比較されるのは宿命だし。
次がおやすみホログラム。なにがどういいのかについては僕もわからない。確実に言えるのは、これはアイドルではない。2人のパフォーマーと1人のDJによるライブだ。それだけだ。僕はアイドルを囲む見苦しい連中については苦々しく思ってるし、今日もそれは変わらない。ソファに土足で寝そべったり無言でひとをまたいでいく行儀の悪い奴らは皆このユニットのファンだった。アイドルファンはマナーが良いなんて大嘘ですよ。ファン同士ではルールを守ってるだけで。
だからその中に入りたいとはこれっぽっちも思わないけれども、3人の輝きは素直に賞賛したいとも思う。刹那的に写真にも動画にも映らない一瞬の高揚感による30分。ファンへの嫌悪感を凌駕するパフォーマンスだった。
3番手がDALLJUB STEP CLUB。炸裂するビート感、これも非常によかった。
最後は溺れたエビ!。改名後は初めてになる。
ボロフェスタで初めて見た身としては、このところのポップな路線には違和感があり、総帥がオサになったのもエビの中に人がいることになったのもわだかまってはいるところだが、そんなことは置いといて、楽しい。一時期はライブのたびに行ってたからそれで食傷気味だったのかもしれない。今後は適度に間隔を空けてライブに行けばいいのかも。
あと、warungのイカスミ入りシーフードカレー、なかなか美味かった。ミニだったけど今度はフルに食べたい。