怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

すっかり忘れてたけど閉店する水成書店へ。気の向くままに写楽などを買う。特にどの記事が目当てというわけでもなく、まあ四半世紀も前だと広告だって面白いはずだ。
大阪球場から古本屋街が移転しこの南海古本センターができたころの賑わいはなく、来月には1店だけの営業になる。足を向けてなかった僕が何を言うことがあるだろうか。
獏へ。古本といえば時間泥棒、というわけで開演時間には間に合わないのが確定で、諸条件を考えるとOAの影野わかばさんは全く見れそうにない。しくじった、と思っても今さらだが、いちおうは急ぎ足でかつおの遊び場へ。ラッキーなことに演奏直前だった。よかった。ただし席を選ぶ余裕のない満席状態だったので最前席での観覧。たまにはいいか。
予想通り短い演奏で、次は市川マサミ。扇町パラダイスのときより落ち着いた演奏。
続いてガリザベン。聞けばうなるほど良いのに普段あまり頭に浮かばないのは、それはそれで一つの形だろうと思う。ブルースはその場で聞き入ってまた日常に戻るものだ。
ジャバワッキー。初見。これはいい。ソロでは食傷気味の個性もバンドのなかで中和され、そこにボーカルの強さが乗っかって気持ちいい。
最後に獏。二人で楽しいことをやろう、というのは一番基本的で大事なことで、ただ僕としてはとかげさんの歌はギターとぴったり寄り添ってほかの楽器が入る隙間が無いように思える。だからギター主体の曲には惹かれるけれども、キーボードがでてくると、ちょっと。
イベントとしてはいいアクトを楽しめたけれども、影野さんの新しいユニットに関しては、少し時間をおいてからのほうが楽しめるかもしれない。まあ僕が自分の言葉に縛られないのは昔からだからどうなるかわからないけど。
遅くなったので急いで帰宅。開演が遅かった代償なので仕方ないけどね。道頓堀のドンキホーテは観光客で溢れてて、そんなに魅力的なのかなあ。