怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

お昼にパスタ。妻が作ってくれたのに文句を言ってしまった。ごめん。自分も悪かったと思ってるだけにあたってしまったんだな。悪い癖。
京都市美術館でダリ展。携帯を忘れて20分ロス。時間もそうだがこの時期は体力を削られるのも痛い。
ダリ展は観賞時間が2時間しかないので大丈夫かなと思ったが、それほど見入るようなものもなく、特別展だけで常設がないから多少余るくらいで終わってしまった。メイ・ウェストの部屋は見逃したけど、どうしてもってほどでもないからいいか。作品数はそこそこあるものの、ダリの秀作が多数あるかといえばそうではなく、個人的にはがっかり展示。まあ海外ビッグネームの大規模個展はたいていそうなんだけど。ぼくが好きだったのは「ラファエロ的幻覚」で、木目を生かしつつ幻想的な光景が浮かびあがっててお気に入り。お客さんはびっくりするくらい多く、入場規制はないけどその一歩手前くらい。ストレスを感じつつの鑑賞でした。物販は大盛況でしたが何も買わず。
ぼちぼち歩いて北へ。涼しいのでそれほど辛くない。吉田寮の手前に新しい建物が出来てたり、西部講堂周辺が変わってたり。
吉岡書店をざっくり見て、星と蝙蝠をざっくり。鈴木清順が気になったが現金をあまり持ってないので見送りという事に。
その後一乗寺にある失われた時間と百年の孤独で林拓と黒岩あすかのライブ。先に林拓。ギターを滑る指の動きが魔術的で、ダリ展よりよほど幻惑させられる。薄暗い店内と村上隆似の店主もいい雰囲気で、ライブハウスよりこういう場所で聞くのがぴったり。
黒岩あすかさんは間近すぎる観客に戸惑った様子でおそるおそるといった風情で歌い始め、しかし水のような草のようなフォークは絶品でした。あと、ラタトゥイユがおいしかった。でも狭い店内だからカウンターをゲットできないと食べながら聞くのは厳しい可能性もあるので、次回はどこかで食べてから行ったほうが安心かな。
帰りは京阪が事故のため少し遅れたが、動き出したタイミングで乗れたし予定より30分遅れですんだのでまずまず。相変わらず中之島線はガラガラだ。