怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

松屋でソーセージエッグ定食。お釣りを取り忘れてひやり。次の人が教えてくれて助かった。ありがたい。
東京都美術館で「ポンピドゥー・センター傑作展」。1年に1作品というコンセプトで作品が並び、おかげで美術の流れがわかりやすいといえばわかりやすいが、一方で非常に散漫。しかし美術館のコレクションを持ってくるタイプの展示だし、近代美術館となるとこの程度のバラけ具合は想定内といえば想定内。どうせ散漫ならこういうコンセプトもいいのかもしれない。作品はとびきりのものはないにせよ、そう悪くもなくてまあまあ満足。どうかしたらクズばっかりみたいなこともあるけど、そうではなかった。
3331でポコラートほか。ポコラートは以前体育館で公募作品を見たはずがどれ一つ見覚えがなく、あの莫大な量から拾いだされたことに畏怖を覚える。とはいえ既知の作家もぽろぽろあったりして、そろそろ転換期なのかもという気もする。OUT of PLACE TOKIOでギャラリーの方から説明されている時にまあまあの地震。ギャラリーの方は最近関西から転勤になったのだそうで、かつての僕と同じ立場だ。少しうれしくなり雑談など。
朝食をしっかり取ったわりに空腹になるのが早く大阪王将でレバニラ定食。長居しにくい椅子は嫌いだ。忙しいから食べ終わったらすぐに出るけど疲れるわ。
三菱一号美術館「Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン」。僕はあまり行かないところだけど、こういうのもたまにはいいのかなと入れてみたのだが、結果的にはやはりやめておいたほうがよかった。ほかの展示、たとえばワタリウムのナムジュンパイクやアツコバルーあたりのほうが満足感があったろうと思う。もちろんキャメロン作品が悪いというわけではないのだが、写真史での重要性と観賞での満足感はまた別物だし。ボケや現像のキズなどを珍重したというキャメロン、当時としては革新的な感性だったのだろうが、今は当たり前になってしまっている。ただ、キャメロンの関連作品としてサリー・マンが4点出ていて、これ実物を見るのはローザンヌ写真美術館以来なのでちょっとうれしかった。
渋谷のリブロでお買いもの。「David Lynch: The Factory Photographs」など3冊。安く買ったのはいいが無駄遣いしたような気がしないでもない。いやいやもっと買った方が良かったかも。
だいぶくたくたになりつつUFOクラブへ。
魔ゼルな規犬
エレファントノイズカシマシ
蛸地蔵
ドラ☆美保
という4組。
魔ゼルな規犬、フライヤーではよく名前を見てたけど初見。
エレファントノイズカシマシはいつものカッコいい流れからの、あのステージで演奏。ビジュアルの良さが際立った。今日は片岡さんの屈伸を目の前で見れたのが大きいな。ただ、客の中に変に笑い出したりする馬鹿女が混じっていて、どうも興を削がれた。お前にノイズを聞く資格はない、ってまあお目当てが終わっても帰らず見てるのは悪いことじゃないんだけどさ。
蛸地蔵はいつのまにか貫禄あって、もはやそういう立ち位置かと。ただ演奏的にはあまり乗れなかった。疲れのせいかな。蛸地蔵は聞くのにもエネルギーいるからな。
ドラ☆美保、レーザーがきれいで、ハイセンスなストリップといえばそれまでだけど、まあ豪華ではある。ついでに見れたのはラッキーといえばラッキー。
終わって今日二度目の松屋東高円寺。麻婆豆腐定食を食べる。
だいぶ疲れきってホテルに戻る。0時前と遅い時間なので風呂に入るのもはばかられたが入るしかない。極力静かにシャワーを浴びた。