怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

7時半に目が覚めて、いい夢を見たのに起きて忘れてしまうといけないからとふとんにくるまっていたら二度寝して9時過ぎ。夢は忘れてしまった。
お昼はお弁当。けっこうガッチリ。
雨さえ降らなければ15時からの白波多カミンのタワレコインストアを少し見てから自転車でHOPKENに移動するところだが、この予報だとやめたほうがいいだろうということで仕方なく欠席。
開演時間前にHOPKENへ。リハが押してるようで開場は開演時間の15時半ごろ。これならインストア・・・と思うのはやめて素直に楽しみたい。
最初がAlfred Beach Sandal。硬質のギターと声がよくて、やはりソロが好き。
見汐麻衣。ソロのライブはここ数年かなり少なくて、というのもMANNERSに集中したいという気持ちがあったからなのだろう。もともとライブが多かったわけではない埋火を休止ではなく解散という形にしたのも、MANNERSへの気持ちが為せることだったのだろう。MANNERSはメンバーの脱退もあって今後の活動がはっきり見えてこないなか、見汐さんはどう考えているのだろう。福岡で志賀さんと、京都で須原さんとの共演もする見汐さん。解散当時から心境が変化したのなら、もしかしたら再始動も期待していいのかもしれない。それともやはりMANNERSをもっとやっていきたいのかもしれないが、一時期に比べれば少し期待してもいいのかなという気持ちはある。まあそういうことがあるとしても、ずっと先のことだったりするんだろうけど、それはそれでいい。
思ったより終演は早く、2時間余りで終わったので本来のメイン企画であるシャンソンシゲルの個展を見に地下へ。こういう一軒家で地下があるのはなぜ。で、このシャンソンシゲルの絵やコラージュがけっこういい。オリジナリティとしては既視感があるにせよ、なかなかいいセンス。シャンソンシゲルという名前がついているから素直に評価しにくいけど、若手作家の展示としてみたらなかなかのものですよ。見逃さずに済んでよかった。
水割りの酔いが残りつつ心斎橋へ。金券ショップで高値づかみをしてしまったのも酔いのせいか。最近細かい失敗が多いなあ。
ヴィレッジバンガードアメ村店に到着。おおむねごく普通の店内で、リハを始める白波多さんはいるものの、早くから待ってる人はあまりいない。きっと狭い店内は満員だろうと思ったのだがそうならないうちにスタート。ちょっとびっくりだ。
白波多カミンのインストア、雑然と本やTシャツが並ぶ棚を背景に、白い春物のコートにパステルなストラップの白波多さん。この光景がいい。タワーレコードのインストアでは蛍光灯が煌々と照らすなかを面白くもないセットで唄うのに比べると格段にいい。そして音もいい。本棚のあいだを白波多さんの硬く強く透明な歌声が流れる。時間にすると20分くらいだけど、十分に通常のライブとして満足できるものだった。そもそもが来店者の多くなかったヴィレバンなので、知らなかった人をファンにするというのは難しかったと思うが、僕としてはいいライブを見れたのでもうそれだけでいい。