怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

久しぶりに出勤。
朝から仕事といってもほとんど片付けのみ。
それでも結構時間を取られる。新入社員当時の書類などが出てきて、なんだか自分の一部を発見したような気になる。こういうひとつひとつが自分の血肉となって今に至っているのだ。KさんやYさん、いろんな人たちはもうかなりの年配だろうが、ほんの少しでも顔を合わせたいと思うし、自分のことを覚えていてくれたらいいなと思う。
お昼は芸がないけれどもエリックサウスでビリヤニ。今日はスパイスの原木がゴロゴロ入った「当たり」の皿だった。うれしい。
ついでに立ち退きが進んでいるような古いビルの見学に。秋葉やリテラ・クレアが入っていたビルで、ほんの少し前まではまだ店舗も事務所も入っていたように思うのだが、今や地下の居酒屋だけになっていて、フロアの見学はもうできなかった。遅かった。どうも屋上にも出られる作りだっららしく、かつては屋上でバレーボールなんかもしていたのかもしれない。こうなることはわかっていたのだから、もう少し早く来れば良かった。
午後はまた整理など。
夕方、やおら挨拶回り。やはり緊張する。
後になってひとり忘れていたことに気がついて、それがまた好きな先輩社員だったから自分の迂闊さを悔やむしかない。
挨拶を終えたあとはいつも通りの雰囲気で会社を後に。こういう去り方が僕らしくていい。送別会だ花束だ見送りだは苦手だ。
少し早めに帰宅のつもりだったが、そうでもなかったうえに爆睡して乗り過ごし、さらに戻る電車を間違えるというトホホな行程。
妻とシェフで待ち合わせて夕食。ポークのシャンピニオンソースが絶品に美味かった。ここももう来れなくなるなあ。