怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

リー・キットからトーキョーキラー

起きたら11時。眠かったとはいえさすがにひどい。じきに妻帰宅。自転車は問題なかったとのこと。当然だけど。
お昼はパスタ。
食べてすぐ資生堂ギャラリーに出かける。昨日ほどだるくはないのでよかった。
リー・キット展、受付から見える椅子は作品の一部なので座らないでくださいまではよくある話だが、よくよくキャプションを見るとパーテーションに付いてるコンセントも作品の一部。コンセントがなぜここにと思わなければ見逃してしまいそうだ。
日常生活の一部を展示室に持ち込んで、しかし日常とは違う微細なところがあり、その異化作用へ向かう心が作品からもたらされる。じっくり向き合うにふさわしい展示で、資生堂らしさ満点だった。来年S.M.A.K.で個展をするとのことだが、よく似合うことだろう。
帰ろうとしたとき「たよりない現実、この世界の在りか」の図録が目に入り購入。昨年末に荒木経惟展に来たときには見かけなかったから完成に相当時間を要したのだろう。
下北沢へ。16時半という異例のスタート時間からして諸般の事情だし、となるとオンタイムのスタートになりそうだからと思っていたのに会場入りはギリギリで最初の30秒くらいは聞き逃した。まあいいけど。
トーキョーキラー、爆音でのライブはさすがに強烈で凄まじい熱量。サーフとかインストという枠組みを超えて、快楽としての音が鳴る。実は個人的にはあの立ったり座ったりのアレはあまり好きではないけどやらざるを得ないんだよなあ。
2番手になると客もぐっと減ったが浮遊スル猫。正直なところ2015年の音とは思えないし聞いていて辛い。とはいえこれで盛り上がってる客もいるわけだから好みって恐ろしいなと思うが。
最後がTHE TEENAGE KISSERS。これもだいたい同様の感想。まあジャンルとしても僕とは縁がない気がするし、いったいなぜトーキョーキラーがこのイベントという感は否めない。
というわけで途中退場。
ほん吉でHIROMIXHIROMIX WORKS」500円池田弥三郎「藝文散歩」100円。なかなかお買い得なのでは。
ディスクユニオンは空振り。
帰り、ライフで餃子と半額の冷やし中華とを買い、それだけではさびしいので焼き鳥も一本買う。まあ無くてもよかったけど。しかし冷やし中華って、何のために食べるのかよくわからないな。うまくもないし。オリジンで何かあればよかったけど、最近はあの美人さんを見かけないので買う気にならない。