怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

好き嫌い

夕方不動産屋へ。Tさんとは久しぶり。相変わらずの好青年だ。家主さんと思しきひともいたので、努めて感じ良く振る舞った。まあよほど不愉快なことがない限り僕は感じいいですけど。
そんなわけで手続き終了。
久しぶりにシェフ。もったいない病の妻にしては珍しく乗ってきた。
初めての席へ。
僕はすんなりテールシチュー、妻はハンバーグにこだわっていたが間に合わないとのことで結局ビーフシチューに。間に合わないというのは、たぶんネタを仕込んで寝かせているところ、という意味なんだろう。
このあたりのご主人とのやり取り、今どきの丁寧すぎる接客に慣れているとややつっけんどんにも聞こえるニュアンスだが、職人の語り口と考えればなんの違和感もない。料理人なんだからそれでいいわけだ。
味はもう確かなもので、ボリュームあるテールだからソースは控えめ。妻のをひと口もらったが、テールもいいがヒレのシチューもこれはこれでいいなと思う。ちょっとしたぜいたくはいいものだな。
もっとも、常連なのかどうかは知らないが、店内に響き渡る大声で聞えよがしの賛辞を喋り続ける男がいて、あれはもう見てられないというかなんというか。それさえなければ満足でしたけど。