怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

DON’T TRUST UNDER 30!

ぼけっと目覚める。客人と妻を見送って、ごちゃごちゃしてお昼はタイカレー。
その後パブロのチーズケーキを食べる。割安感はあるにしろ、そう頑張って買うものでもないような。
吉祥寺へ。ディスクユニオンを軽く覗いて、ブックオフ双葉双一「春と乙女」500円。
バウス跡地を通り過ぎて古本屋を見て、まだ少し時間があるのでディスクユニオンの残りを見る。
大戸屋で夕食。地下なので閉塞感はあるが、客が少ないのでまあいいか。閑散として静かな店はいい。料理と盛り付けも丁寧だし。
居心地良くてのんびりしてたら7時前になり急いでGOKサウンドへ。今日は遊佐春菜生誕祭 「DON'T TRUST UNDER 30! 」。
最初は壊れかけのテープレコーダーズ。久しぶりのライブということもあってか、1曲目の「15歳のポケット」からやる気満々すぎる滑り出し。続く「蝶番をこじあけろ」からはもう空気は壊れかけの色に。「水瓶座の時代」は44Oさんの見せ場があり、レアな「エンドレスワルツ」では遊佐ボーカルとピアノを堪能。どうでもいいけど、キーボード類がL字型にセッティングされてると興奮する。そしてファーストからの「生まれる」が、遊佐さん生誕30年を記念した選曲だろうか。これも聞けてよかった。最後の「Rising Sun」がストレートにロックした名曲の予感がする新曲。45分のロングセットで壊れかけの良さを堪能できた。
2番目がKing & Country。オールドロック的な座って聞くタイプの…と思ったら途中からギターが宇宙遊泳を始めて思わず立ち上がった。なかなかよかった。
最後がジャック達。やっぱりジャック・タチって意味なんでしょうか。これも60歳ならではの腰を据えたロックで、ふむふむと聞いていた。ラストで遊佐さんがゲストボーカルに参加、これがジャック達のサウンドと水と油なのがかえって効果を出していて、異質だからこその一体感というのか、どちらも変質してしまうような相乗効果があって、非常によかった。壊れかけでのボーカルの使い方とは違う在り様は今日の一番の収穫かもしれない。
終わっていつも通りさっさと帰ろうとしたら遊佐さんにケーキの贈呈をしようとしているのを見て踵を返す。あぶないところだった。
そう寝坊したわけでもないと思うのだが、寝つきが悪くて苦労。やれやれ。