怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

東京国立近代美術館コレクション

あっという間に昼。食べるものもないしご飯を炊こうという気力もないので塩ラーメンを食べた。最近はインスタントラーメンだけで足りる気がする。と思ったが3時ごろには空腹になったので勘違いだったらしい。
12時過ぎに出て神保町で下車。古本祭りだかをやっているらしいが、覗き歩いてるときりがないので2軒だけ見て東京国立近代美術館へ。菱田春草展が今日までとのことでかなりの人出。僕は本日無料の常設展へ。
4階はもう何度も見たような作品が多くて、この展示替えのなさにはやや不満もあるのだが無料だから文句は言えない。以前に見た秦テルヲの作品が良かった。
3階はデュビュッフェやアルプなど。藤田嗣治が監督した映画「風俗日本」の上映もあったのだが、クレジットがローマ字表記で「Tsuguji」。本来海外向けに制作されたものだからローマ字表記なのだろうが、このころは「つぐじ」と称していたのだろうか。それとも映画に関しては「つぐじ」だったのだろうか。また、戦争画のコーナーで藤田が自分の仕事ぶりを記した文が展示されていて興味深かった。
2階は日高理恵子の作品が2点。明るくのびやかな作風に見え、国立国際の所蔵品とは少しイメージが違う。村越としやの写真はすこぶる良いもので、実のところ近作よりこちらのほうが出来がいいようにも思える。田中功起の作品は今日も好評だった。現代美術はお年寄りにはウケが悪いという先入観があるが、そうでもないのかもしれない。
新宿でタワレコに立ち寄ったが試聴機の不調が多くイライラ。
帰り道、サンマと小松菜を買い、シイタケも新鮮そうなのがあったので焼きシイタケに。
焼き加減や味付けについては大きな相違があり、妻は不機嫌だが僕はそんなに悪くないと思う。
なぜか今日はずっと不機嫌でやれやれ。