怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

わるい空想

お昼はローテーション的にがんも亭。ごはんはおいしいがさすがにマンネリかなと思い始める。店員に覚えられてるのはあまり好きではない。
夕方東高円寺へ。仕事の都合もあるのでご飯を食べる暇はない。
U.F.O. CLUB最初は余命百年。実は見るのは初めて。アングラサイケなバンドで、いいんだけどボーカルが平板で、サイケだからそれもいいんだけど、なんかピンとこない。キーボードとか入れると雰囲気崩れるかもしれないが面白くなるかもしれない。
次が石原正晴といってもわからないがSuiseiNoboAzのソロ。スティールギターの弾き語りが絶品で、あのバンドのソロがこの形はちょっと想像もつかない。余技というにはあまりに完成度が高いが、余技ならではの余裕がいい。
豊川座敷の雨敷はキララさんがご機嫌かつ絶好調な雰囲気で、そこに引っ張られながら高まっていく感じ。座敷さんのテンションも高く、リズム隊はちょっとかみ合ってなかった感はあるけどいいライブになったと思う。
ライブは立ってるからいいとか前で見るからいいってものじゃないわけで、後ろのほうで寝転がって最高に楽しく見るのもライブだし、それが音楽に惹かれてないわけでは全然ないんだけど、ただこの日のライブのように、後ろのほうで見ていたお客さんが前に前にやってくるのは、やはり最高の賛辞だと思う。それは最初から前で見てる僕には示せない賛辞だ。ライブそのものよりその光景のほうが頭に残っている。
笹口騒音ハーモニカ。毒舌と渇いた笑いと空回りの中にシリアスな風刺と詩情を練り込んでクライマックスに持っていく芸風で今日もそれを狙っていたのだと思うが、結果的には最悪の形に。ステージングは安定している人だしあえて寒々とさせるのも狙っていたところだろうが、それが最後までコントロールできずにいた。客席に絡むのも、空気感をつかめていれば許されたのかもしれないが、そうでないからただの迷惑行為になり注意されたわけだし、共演者への絡みもそう。発言がダメというより、それが許される空気を作れてないのにやってしまったことがダメなのだと思う。
僕は笹口さんは好きだし、だからなんとか回復もしてほしかったし、その空気になってくれればいいなとも思ったけど。まあ一番最初の「前に来て」あたりですでにおかしかったしね。あそこで焦ってしまったのかなと思う。
最後がHOMMヨ。狂犬の目で鋭いギターを奏でるニイさん。よくやる、滑るようなステップがUFO CLUBのステージに映える。ワンマンからするとほんとうにあっという間の短い時間だけど、ただ時間が短い分気合が濃縮されたようで充実感もある。
UFO CLUBは音がよくないというかいわゆる疲れる音であまり好きなとこではないんだけど、さすがにこれだけの顔ぶれなら行かない手はないと思ったんだけど、その割に超満員でもないから不思議なものだなと思う。
HOMMヨの物販今日こそはと思って出かけてたつもりだけど、なにしろ終わったのが23時前でさすがに辛いしメンバーさんとやりとりするのも面倒になって帰ってしまった。なんなんだ。
いつものとこで弁当買って帰宅。よく考えたらあそこで買えばよかったとか思ったけどまあいいや。
夜中に弁当食べて梨食べて。規則正しい食生活がモットーなのに。やっぱりライブは健康に悪いな。今日はビールも飲んでしまったし。
ぐったりしながら就寝。