怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

「シャッフル」「半分人間」@爆音映画祭

仕事はそそくさと終わらせて吉祥寺バウスシアターへ。
ゼイリブを見たかったのだが、残念ながら完売だった。仕方ない。その次の「シャッフル」「半分人間」は立見券があったのでそれで。土曜日の作品もいいのだが、満席だった場合を考えるとこれが最善だろう。
イジン飯店で豚肉と卵の炒めもの。地味なメニューだが火の入れ具合がふんわりしてなかなかおいしかった。あなどれない。
食べ終わって久しぶりによみた屋へ。久しぶりだとレイアウトがすっかり変わり、CDも置かなくなってしまい、少しさびしいし値段もちょっと上がった気がする。いい本多いけどね。一冊買おうかと思ったのがあったのに、すっかり忘れて店を出てしまった。なんなんだ。次行く時までに残ってたら買おう。
こちらも久しぶりの古本センター。バイトのお姉さんは前と変わっていた。
それでもまだ時間あるなと思って気が付いたが、そういえば「シャッフル」も満席ならアナログばか一代にまわるつもりだったのだ。だったら、開場時間までの1時間半そっちに居ればよかった。今頃気づいても仕方ないけど。
立見なので無理にあちこち行かず、ぼけっと残り時間をつぶす。
気が付いたらもう開場時間で慌てて駆けつける。中に入ると、立見といいながらなんとか着席できた。券があるのに来れなかった人もいるんだろう。
「シャッフル」は全編走りっぱなし。荒い息遣いがブレのひどい映像と絡まり、酸素欠乏状態で見る夢想の世界を交えてトリップしてくる。そこに突然入る武田久美子。こうしてみると神々しいばかりに美少女で驚く。あまり好きじゃなかったんだけどなあ。出演者はほかにも錚々たる顔ぶれだし、スタッフにも阪本順治や松井良彦が入っているのがまた納得。音声はひどくて何言ってるのかさっぱりわからないんだけど、それでもかまわない映画だった。
「半分人間」はノイバウテンのライブを中心としたMVのような作り。インダストリアルの音もさることながら、廃工場を舞台に大須賀勇ら暗黒舞踏の面々を交えて展開されるイメージが強烈。これに金を出したセゾンは凄まじいな。
なんだかんだで満足して帰宅。バウスシアターさようなら。