怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

終息@落合soup

妻は今日はテニスを休んで支度に余念がない。僕はローソン100でパンを仕入れてきた。
お昼は細い稲庭うどんに肉味噌。初めて豆鼓味噌を使ったが風味が良くていい。
妻が出かけたあと、コーヒーとパン。しばらくのんびりしてから出発。
昨日ほどの気温ではなく、過ごしやすい気候。
落合に着くともうあまり時間がないのだが、セブンイレブンに寄ってから公園へ。公園はどういうわけか薄汚れていて雰囲気が悪い。中央に砂場があるのもいけない。しかしほかの公園を探すという選択肢はないから、ここでしばらく時間をつぶす。夏場は蚊が寄ってきそうなところだ。
ほどよい時間とみて落合スープへ。混み合うかと思ったら前のほうは椅子が出ていた。正直なところ、椅子にはむしろ後半に座りたくなることが多いのだが、実際にはそうできないことが多い。
最初がDJ方。内容は秘するが、いつも驚かされる。たくさんライブをするわけにはいかない人だから、その時々を大事に体験したい。最近出たCDRを買おうとしたら、サンプル版もあったのでそちらを購入。
次がその他の短編ズ。ふふふふと照れ笑いしながら進めてゆくライブは音楽という形を借りた詩的な世界で、彼女たちはミュージシャンではなくポエットでありアーティストだと感じられる。そして、とても危険な存在だ。3rdアルバムを購入。実はまだ2枚目を買ってないけど、それはまた別の機会に。
三番目が西宮灰鼠。なるほど鼠を彷彿とさせる面影があり、少し斜めに詩を紡ぐ様子がいい。今日は安藤さんという人が企画したイベントだけど、こうしたラインナップは彼(または彼女)が詩情を持ち異次元めいた独自の世界に聞き手を呼び込むアーティストに強く惹かれていることがはっきりとわかる。そしてそれは僕にも共通することで、安藤さんの企画なら何も考えずに手を上げていいように思えた。
最後が月夜のドラッグ。床置きした灯りが効果を上げていて実にぴったりのセッティング。椅子を撤去したのもそれを見てほしかったからだろう。ナイス。音楽もぼそぼそとした音が素晴らしく、スロウコアに近いけれども独自の哲学が感じられた。
最後に水内さんの作品「クリーンマネー」を購入。喜んでくれた。それを買う、お金を出すという行為はアーティストにとって一つの到達点だろうと思う。CDも作品だけど、現代美術作家としてのコンセプトを打ち出した作品をきちんと見ている人が少なくとも一人はいるということを伝えることができて僕もうれしい。
早々に帰宅。妻に作品を見せたら呆れられたが、それがいいのだと思う。