怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

とかげのわかば@下北沢ラグーナ

午前は病院。朝少し遅めに出るのはとても贅沢な気分になる。
新しい病院はかなり立ち上がっており、今の古い病院にももうすぐお別れだ。新しいビルには屋上なんてないだろう。
今はいい季節で、強めの風に吹かれて屋上で憩うのが病院に行くモチベーションだ。
帰り、そういえばここも決算セールかと気づいてお茶の水ディスクユニオンでHOMMヨ「Live 1」を300円と破格のお値段で。正直、中古買うなんてごめんという気持ちもあるが、ほかのをちゃんと買うので許してください。
仕事を終えて下北沢へ。駅の近くにある伝説のすた丼で豚しゃぶライスというものを食べてみたが、豚は少量でご飯と千切りキャベツが大量、そのご飯は丼ものに合わせて水気のないパサパサの米。結局のところこの店は丼ものしかないし、それにしたってろくなもんじゃないんだなということを確認。これ以上試す必要はないでしょ。
ラグーナは入口がわかりにくくて右往左往した。すでにWINDOWZが演奏していた。真面目にやっているんだなというのがよくわかるけど、その分個性というか引っかかってくるところがあまりなく、まだこれからなんでしょう。
次が大陸というお笑いの人。シュールコントにはありがちな展開だと思うが、どうなんですかね。
真ん中がとかげのわかばさん。ステージで低く座るとかげさんにあわせて客も床に座り、その位置関係の具合がいい。新しい曲からスタートして、徐々にお客さんを集中させて月光のあたりで完全に掴んだ感じ。とかげさんは小さなミスもあって緊張しているのが伝わってくるが、決してとかげさんを聞きに来たわけではない人たちに自分の音楽を、物語を届けようというその真剣さがひしひしと感じられた。その雰囲気がまぶしくて、これはすごいステージを見れたなという気持ちになった。出演者にも激賞されたということで、ほんとよかったなと思う。先の二組から考えても、とかげさんがやりやすい環境でのステージではなかったはずだけど、そういう場でこうしてやり切って、勝った。来た甲斐があった。
続いてはPUNSUCA。ノイズというべきかグラインドコアというべきか、僕は結構好き。これはちょっと拾いものかなと思ったので名前は覚えておきたい。覆面でめちゃくちゃいかつい感じだったので内心戦々恐々としてたけど、後で素顔を見たら普通のお兄ちゃんだったのでそれもまたよかった。
最後片岡フグリさん。だいぶねっとりとした歌いまわしで、これはこれでいいけどねっとりしすぎではないかと。いいんだけど、なんだかもうちょっと素直に見せてくれたほうが好きになれそう。もう一度聞いたら印象が変わるかも。
足早に帰宅。