怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

とんでもない、トンガリだ、

夕方渋谷へ。交差点のところで足に竹馬のようなものを仕込んだ巨大外人さんがいた。巨人ゆえにデカイの水内さんより大きく、歩きかたも手慣れてる。
バーガーキングへ。中国人らしき集団で混み混み。女の子がポテトのケチャップを欲しがっていて、店員さんが出してきたのはいいけど実に邪険に投げ出して、女の子は片言で小さく「アリガト」と返していた。外人さんは手間取るから気持ちはわかるけど、もう少し丁寧にしてあげてほしい。
「とんでもない、トンガリだ、」と題された今日のイベント、クアトロは余裕のある入り具合。フリマのような物販ブースも賑わっていていい感じ。主催の人がbomiさんと青柳文子さんというモデルさんだからなのか美人な人が何人か目につくが、誰が誰だかわからないので結局どうでもいい。
最初はTEMPURA KIDS。奇矯な衣装に身を包んだ中学生のダンスユニットで、まあダンス自体はいいんですけど、小さな体でくねくね踊られるのはあまり好きではない。成長が止まったような小さな女の子が難しい技を競っていた女子体操の不健全さが頭をよぎる。自分が好きでやっていることなんだろうから外野が無粋なことは言いませんけど、あれを「カワイ〜」は違うんじゃないのかなと思った。
幕間にHer ghost friend。
次が快速東京。出てきた瞬間は、ああダメだと思ったけど尻あがりに良くなってきた。音楽性は特にどうとも思わないんだけど、短く瞬発力のある曲でボーカルが歌よりステージアクションで見せるのがいい。あれは相当研究し練習した賜物だと思う。時々ミック・ジャガーそのものの瞬間もあったりして、いい感じでした。
三番目に大森靖子。なんだか風俗嬢のような衣装。歌詞があまり聞きとれないのが残念なのと、舌足らずな歌い方と媚びるような目線が好きではないんだけど、これが好きな人にはたまらないのかな。アイドル好きとか。そこら辺、嗜好が逆だからどうしようもないですね。まあ好き嫌いはともかく、芸風として完成はされた感はあるし、ある種の人を引き付ける力はあるんだろうと思う。二度目だったけど、やっぱり別にいいや。
最後、溺れたエビの検死報告書。以前のアングラ感が影をひそめて、もはやバンド名が合わなくなった感がある。しかしダンサブルで明るい今のエビは、それはそれで魅力的なのも確かだし、実際汗ばむほどに踊った。持ち時間が短いのではと心配してたけど、結局40分以上はやっていたと思うから、まず満足。そして今回もかっぱえびせんをゲットしました。演奏的にはやや不調かなあという気がしたのと、新入りエビがまだ改造不足(動きが弱いってことね)だけど、まあでも満足です。あと、ギターのエビってあんなに前に出るエビだったかなあ。総帥が困るくらい出てたけど。
終演後の反応もすごく良さそうだったのでなにより。ファンが増えれば遠征も増えるかな、と期待してる。
イベントとしてはまとまりのない出演者たちなんだけど、そのまとまりのなさがまたなんともいい感じのイベントで、僕の好みでない人を見ている時間も含めて、楽しいイベントだったと思う。
ふらふら帰宅。
乗り換え駅で兄ちゃんに絡まれて一瞬うんざりしたけど、まあ別にいいか。僕も随分トラブルメーカーだし。