怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

寺山修司の世界

夜更かしの罰で眠い。今日から学校も始まっているので、座れるつもりが座れなかったし。
お昼はパスタのつもりだったのをよして神戸らんぷ亭の塩牛丼。米が妙にパラパラで味わいもなく、非常にまずい。丼物だから少しはさらっとした食感がいいのはわかるが、ちょっと度を越している。ご飯単独では絶対に耐えられない味。20円値上げして400円になっていたし、これはもう行かない方がいいね。
今日はズボンズのキャンセル売り出しなので一日中チェックに追われたが、帰りの電車では爆睡。
帰宅後、妻と夕食作り。
夜はお茶を淹れて、昨日買っておいた抹茶あん白玉を食す。結構おいしかった。
ズボンズは告知から7分で申し込みできたけど、はてさて大丈夫だろうか。気が休まらない。

午前中、なにかとうだうだ。
お昼は昨日ひと玉残しておいた冷やし中華。妻と入れ違いな感じで出かける。
渋谷から歩いて青山のSPIRAL GARDENで「絵画は踊る」。Tさんというコレクターの作品を並べたもので、太っ腹なことに入場無料。後援がついているというのも不思議なら、この場所この内容で無料というのも不思議。この下のCayも商売になっているのかどうか不思議な空間だったりするからよくわからない。
タイトルにセンスがないので危惧していた通り、どうも僕とは感性が違う模様。ジュリアン・オピーやウォーホールなどはいいのだが、全体として見ればあまり興味が持てない。大作を惜しげもなく並べていて、その購入費用たるや恐ろしいものだと思うのだが、どうもなあ。こればかりはまさに嗜好の違いなんだろうから仕方ないけど。
ワタリウム美術館寺山修司「ノック」展。寺山修司の展示といっても天井桟敷の台本や舞台装置を並べられてもなあ、と思っていたところ、予想通りのような違っているような展示だった。
たしかにそうした品々を並べてはいるのだが、メインになるのはむしろ壁に付けられた大きなパネルとそこに印刷された写真とテキスト。これが寺山修司の世界を強く印象付け、またそれが市街劇「ノック」のコンセプトにも通じている。「書を捨てよ、町へ出よう」、の言葉通り、小さな台本などを覗き込むよりも大きな場所で空気に包まれるほうが寺山修司の作品を感じるにはぴったりだ。もちろん展示物をいちいち見て回ってもいいし、短編映画もモニターで上映しているから立ちっぱなしでよければ一日中だって見ていられる。でもそんなことよりも、空間に浸るだけ浸って、さっと出て行くのが一番いいんじゃないかな。と思った。
渋谷に戻り帰宅。
ライフに寄って頼まれてたパンを買い、夕食は半額のパンに決定。
暑かったなと思いながら冷蔵庫の発泡酒をひと口飲んだら、喉が焼けるようで痛かった。水分不足を通り過ぎると爽快感なんてなくなるんだと知った。