怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

NATSUMEN×ZAZEN BOYS

電車で渋谷へ。途中電車が止まったりするアクシデントがあり、心の余裕があるときはそういうのも面白い。
渋谷ヒカリエ小山登美夫ギャラリーの「5人のイギリスのアーティスト」展。この中ではジェイク&ディノス・チャップマン兄弟の作品が印象的。まあ僕の嗜好と言ってしまえばそれまでですけど。どれとは言わないが、サインにしか値打ちがない・・・というのは言いすぎかもしれないが、少なくとも価格に見合う価値はないと思うものもちらほら。ギャラリーの儲けどころは美術愛好家ではない方々であるなとつくづく感じる次第。
その隣でやっている「RADICAL SHOW 2013」は小宮太郎の作品が興味深かった。見慣れた物体を少し変わった形で組み合わせただけで非常に新鮮で美しく感じられ、その視点移動が美術の本質をとらえている気がした。
大戸屋で夕食。鮭の醤油麹とかいうやつ。目の前のおっさんがくちゃくちゃしていて気分が悪くなったので席を移った。
ほどほどの感じでDuo Music Exchangeへ。券を引きかえようとしたところ、1枚余っているから買ってくれないかと言われたけれど、お力になれずにすいません。ちゃんと売れたかな。
中に入るとツェッペリンをかけつつ花火映像を流しつつという面白い雰囲気。このあたり、さすがNATSUMENというところ。
最初がZAZEN BOYS。好きと言いながらも実は2年ぶりくらいだろうか。ある程度記憶の通りである程度新しく、ちょうどいい感じで聞けた。間隔を開けて聞くのもいいものだな。ZAZENはストイックに音楽をやりながらもショウとしての目配りも効いていて、1時間飽かないステージを見せてくれる。皆適度に楽しんでる感じで、大人のライブだった。
次がNATSUMEN。ライブはいつも通りに迫力あって、前方でもちょうどいいくらいのスキマができているので体が揺れる。僕のいた場所が良かったのかもしれないけど、すごく快適にライブを楽しむことができた。MCは何言ってるかあんまりわからなかったし、機材も不調続きだけど、まあそんなことはどうでもいい。
アンコールではカシオマンと向井氏がセッションには見えない風で乱入してきて、ボロボロなんだけどまあそれはそれで面白い。いいライブでした。
終わって即効帰宅。正直、開演時間はもう30分早い方がありがたいかな。