怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

犬風さんととかげのわかばさん。高円寺にて。

仕事が終わって高円寺へ。バーガーキングで半額のワッパージュニアを2個食べる。高円寺のお店は作っているところがよく見えるので面白い。
商店街を歩いてゆく。商店街は少しはずれたところくらいが面白い。たぶん家賃が安かったりして、商売っ気が薄いところがいいんだろうと思う。
真ん中あたりにあるアニマル洋子へ。村上春樹の「1Q84」のBOOK1と2を100円づつで。蓮實重彦柄谷行人の「闘争のエチカ」を見かけたが、対談本は中身が薄いので買わない主義です。なんにせよ、ここは来ればそれなりに見るものがあるのでお気に入りだ。
少し早いかもと思ったがペンギンハウスへ。あいかわらずぶっきらぼうな店主である。
最初が犬風さん。まだお客さんもこれからだというのにトップバッターなんて勿体ない。ソロでは1、2度聞いたことがあるが、エレキばかりでアコギでは初めて。このアコギ弾き語りがよかった。犬飢村よりもいい。ああ、これがこの人の本領だという思い。スケッチブックに木炭でガシガシと叩きつけていくような歌の形がよかった。ライブCDRを買いました。
次がとかげのわかばさん。新しい曲なども含めてだけど、一番印象に残ったのは締めくくりの影法師。最後の曲は印象に残りやすいというのは置いといて、いろいろな展開を経てスタート地点に立ったような歌い回しだったと思う。あと、ピックをぽんと放り投げるところが小気味良かったですね。演出なのかたまたまなのかわからないけど。
3番目が泥窪という人。ドラムの柴田耕司という人がサポートしていて、4番目はその柴田さんの鼓太妄想#43というユニット。柴田さんのドラムはいかにもドラムソロのドラムといった趣で、メロディアスで自在。ピアノとの相性もよく、なかなかの聞きものでした。鼓太妄想目当てのお客さんが多かったような気がしたけれども、納得できる。
終ってとかげさんと少しお話しして帰宅。人と話すと、あとで自分が自分のことしか考えてないような気がして、まあ実際そうなんだけど、ちょっとブルーになりますね。
最近気持ちが少し沈みがちかもしれない。