怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

リヴァイアサン見てテープエコーズ聞いた

朝からイメージフォーラムへ。会場近くのローソンでチケットを買い、前回に懲りてしっかりと鞄に入れてパークタワーホールへ。観客はかなり多い。
リヴァイアサン」は漁業の現場を撮影した映画だが、ドキュメンタリーとして見るべきものではない。蠢く魚、水中から水面を通して見上げる鳥、夜、船、闇、光。そして特筆すべきは音。ピチピチ、グチュグチュ、キュイキュイ、ゴトゴト、魚が跳ね内臓を切り取られ、鳥がうろつき網があがる。我々の食の源であるという意識と同時に、それが地獄であるという意識が起こる。タイトルからもそこが地獄であり魚や漁師が怪物のような存在だと示していることは明らかだ。もちろん地獄の怪物を描いた映画はこれまでにいくらでもあったのだが、それを漁業現場の映像と音をまとめることで提示した作品はなかったし、誰も思いつかなかった。これは確かに話題になるはずで、満席でもおかしくないくらい。
終わって今度は吉祥寺に移動。駅でまごまごしていたら百々和宏とテープエコーズの演奏が始まってしまっていたが、まあ聞き逃しはわずかでしょう。それよりもビールも買えずに聞く破目になったのが残念だった。晴天の下で聞く「悪女」カバーのノイズっぷりが最高で、全編こんな感じだったらもっと好きなのに。見汐さんも思ったより存在感出してたし。
空腹なのでラ・パウザでしけた昼食を食べ、ブックオフモノポリーズ250円、CATSUOMATICDEATH「WhoreMotherGoddess」500円。50円引券を忘れたのが残念でならない。
あとはよみた屋を回ったら疲れ果てたので帰宅。行くべきところがもっとあるのに。あと吉祥寺音楽祭はほかの出演者は特に・・・
夜は和風ハンバーグ作って紅茶とクッキー。