怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

林ナツミさんトーク&サイン会に行ってみる

今日は早めに帰って英気を養おうとしたところに林ナツミさんのトーク&サイン会の報が。これは行くしかないか、ということで急遽代官山蔦屋書店へ。集まった人の数は思ったほどではなく、椅子にも座れた。興味のある人は7月ごろだかにMEMで開催された方に行ってるだろうし、その頃ぼーっとして見逃していた僕のほうが例外なんだろう。
さてトークは師匠でもあり「本日の浮遊」プロジェクトではアシスタントでもある原久治との二人で進める形。原さんのほうが場馴れしていることもあって原さんが主にしゃべっていたりするがきちんと弟子の林さんをたてている。プロジェクト前のこと、きっかけ、撮影の裏話、技術面、作品選択の基準とその発想、1時間の中にたっぷり詰まったトークでこれが無料だから太っ腹だ。林さんは謙遜気味な語り口なんだが、実は相当芯がしっかりしているようで自分自身のアーティストとしての力を強く信じている様子がそこかしこで窺えた。技術面では原さんのアドバイスの力もあるのだろうが、最終的に支持されたのは林さんのセンスあってのことだと僕も思う。この作品は浮遊していることに意味があると林さんは何度も語っていた。僕自身は、跳躍でもジャンプでも空中でもなく、浮遊という言葉にこだわった林さんが見事だったのだと思う。
それにしても予想外だったとはいえ僕のだらしない服装、質問コーナーでもサインでも気のきいたことが全く言えない自分ですが、行ってよかったです。
寒いなか帰宅。体調はもちろんよくない。