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雨が降っているので外に出るのが億劫ということでお昼はトッポギとなった。レシピが間違ってる気がするが、まあ食べれないものでもない。
風呂に入り、妻はあわただしく出かけ、僕は少し後から渋谷へ。
まずChim↑Pom展。入口に黒いバルーンがあったが行列ができていたのでまず3階の展示場へ。こういう展示場は普通は最上階あたりにあるものなのだが、珍しいな。最初の展示室は洋服売り場をペイントしたもの。陳列の様子やフィッティングルームまで再現されているかと思いきや、レジから打ち出されているレシートは飲食店のもので、期待度は大幅にダウン。ここは手を抜いたらいかんよ。次の部屋へはフィッティングルームを抜けていくというそこはまあまあ面白いのだが、大音量の蛍の光やクイーンが流れている中でCとPが明滅するだけではちょっと物足りない。もう一工夫ないだろうかと思いつつ次の部屋へ。ビデオ作品が3本とインスタレーションで、ここがメイン展示にあたるだろう。ただやっている内容がいささか陳腐。現代アートの世界ではとっくに手垢のついたようなネタを同じようにやっているだけで、今更こんなの見せられても。どこかになにかあるのかと思ってずいぶん我慢して見たが、それだけだった。僕の現代アートに対する理解が浅薄である可能性もなくはないが、さほどの力もないのに名を売ることには成功したアーティスト、というほうが正解ではないだろうか。心底がっかり。バルーンにはもしかしたらなにかあるかもと思って一応並んだが、やはり途中で離脱。もういいや。
続いてヒカリエへ。ギャラリーでは長島有里枝・野村佐紀子・鷹野隆大　「 Missing You 」写真展とジェニー・ワトソン「other lives」展をやっており、うち写真展の野村佐紀子作品が最も良かった。しかしそれ以上に「デイリーポータルZ 成功と失敗の10年展」が抱腹絶倒企画で、こちらのほうがChim↑Pomなどよりよほどアートの名に値する。まあアートは言いすぎだが、必見ではある。
歩いてエスパス・ルイ・ヴィトンへ行き、エルネスト･ネト展。揺れで気持ち悪くなりつつも面白かったが、これでいいのかという疑問も。お客さんもたくさん来ているのはいいのだが、僕のような貧乏人もかなり混ざっておりヴィトンのお姉さまがたがややうんざりしていないかという後ろめたさも。
それから神宮球場へ。今日は初めて5時半過ぎから観戦。いろいろセレモニーがあったりして盛り上がっていたが、僕は飲み過ぎて寝ている時間が長かった。試合はヤクルトの負けだったがセレモニー部分のおかげか両チームのファンが満足していたように見えた。妻は石川投手のサインをもらってうれしそうで、まあよかったです。
ただどうも風邪をひいたらしく、震えが収まらないのが失敗でした。寝たのが悪かったか。