トーキョーワンダーサイト

なぜか時計がずれており、1時間早く起こされる。
朝からセミナー。眠くて仕方ないが思ったほど爆睡はせず。ただ集中力が途切れがち。
終ってトーキョーワンダーサイト本郷へ。TWS-Emergingというタイトルの、若手アーティスト4人による個展×4のグループ展。今日来たのは、田名網敬一展を見に行った時に置いてあったアドカードに田名網敬一がかすむほど無性に惹かれたからで、その伊藤純代展は入ってすぐの一番目立つ場所で開催されていた。遠目には特異な彩色による少女と植物に見えるが、近寄ると少女の顔や体は小さな人形の断片で再構成され、さらに塗料などにまみれていることがわかる。植物も同様で、それは似せることが目的なのではなく、人形であることが目的でもなく、人形ではないことが重要なのだと感じた。人間をデフォルメした模造品としての人形をさらに断片化したうえで再度人間の「ように」再構成するという作業からその距離を感じ取れる。今日ここに来た自分の直感が正しかったと確認できたことがうれしかった。
2〜3階ではあべゆか、及川さとみ、唐仁原希各氏の個展。どれも独自の表現とユーモアがあって、非常に充実している。いい展示で楽しい時間を過ごせた。メキシコから来ている人がいたけど、観光客だろうか。話しかけてみたらよかったな。
駅までの途中、古書店を2軒ほど。
新宿でチケットを買い、クリスピークリームドーナツでオリジナルグレーズドなど3つ。今でも行列だが、普通に客をさばけば待たせずにすむと思います。が、クーポン券をくれたので文句は言いません。
久しぶりのクリクリはおいしかったが記憶の中の味ほどではなかった。ラインも止まってたし、もしかしたら時間が経ちすぎだったのかもしれない。